ネモフィラといえばブルーのネモフィラが一面に広がる≪国営ひたち海浜公園≫が有名ですよね。
多くの方々が訪れてネモフィラの知名度も増していますね。
家庭でも育ててみたい!と思う方々も多いと思います。
わたしの庭ではネモフィラは2010年頃から育てていて種類も増えました。
下の画像は、ガゼボの手すりの周りを耕して作った隙間花壇です。
白と黒のネモフィラが混ざって咲いて、すっと茎が伸びた白い花がは絹サヤです。
土が全く見えないほどのこぼれ種育ちなんです!
白花はネモフィラ‘スノーストーム’、黒花は‘ペニーブラック’
混ざり合って徒長もしないで咲く姿が大好き! 2014年4月に写した写真です。
でもここ2~3年はネモフィラが衰退してしまって・・・先日UPしたモカの後ろで咲いているのはこぼれ種育ちのヤグルマギクなんです。
ヤグルマギクも好きな花。でもこの場所で育てない方がいいなぁ・・・
ここは以前のようにネモフィラが咲く花壇にしたい!
「そうだ!今シーズンは種を採ろう!」
思い立ったら実行するのが早いわたしです。
咲き終わったネモフィラ‘ペニーブラック’に種ができていないかなぁ・・・
上から見たら見つからなかったのが、株を寝かして下から見たら、種が沢山出来ている!!
ふっくらととても良い種袋なのできっと大きな種が採れそう!
ネモフィラは種が弾けると飛ぶ性質があるので、その前にストッキングタイプの水切りネットで包んでテグスで結びました。
嬉しい!二束確保。すり抜けた種は鉢に落ちて《こぼれ種専用鉢》のようになってくれるかも?
こぼれ種育ちに長年頼ると衰退してしまうかも・・・と今シーズンは悟ったのです。
このネモフィラ‘プラチナスカイ’も種を採って繋げたい!一番好きなネモフィラなんです💕
同じなんですよね。株の下の方に種ができているのを見~つけ!大きくてふっくらした種袋に袋掛けしました。
集団で種ができているこの場所は・・・
このように茎を束ねてから水切りネットで包み、完熟するのを待ちます。
透けて見えるので、熟して弾けたら収穫します。種はわたしにとってのお宝なのでとても楽しみ!
チューリップと混ざり合って咲くこの場所の‘プラチナスカイ’は毎年こぼれ種から育ちます。
以前に「キヨミさんはチューリップが咲き終わった後、ネモフィラはどうしているのですか?」というご質問コメントをいただきました。
チューリップが咲き終わった後の今の花壇なんですよ。咲き終わったチューリップは花茎をカットしてそのまま植えたままに。
こぼれ種育ちで小さかったオルレアとヤグルマギクが入れ替わって咲きました。
ブルーの小花のネモフィラが見えますよね。こんな感じに種が熟してこぼれ種になるまで育てます。
リリーちゃんの花壇のネモフィラとチューリップの寄せ植え花壇も、コラボが楽しみでもはや年中行事に。
ずっとずっと絶えることがないように育てたいネモフィラ‘マクラータ’
咲き終わったチューリップの花茎はカットしました。今の花壇です。
ネモフィラが咲き終わってタネが熟してこぼれ種になるまで待っています。
「抜いてしまいたい」と思うかも知れないのですがじっとガマン!
でも紫色の花穂が美しいサルビアネモローサ‘カラドンナ’やヤグルマギクが咲き始めてビオラもまだ咲いていて・・・
種を収穫するのでいつも庭を美しくしているのは難しくて・・・
でもわたしはこんな感じに《種優先の庭》にしています。
ネモフィラの種採り名人になるには、花が咲き終わったら株元を下から目線で見ましょう!
今日もご覧くださってありがとうございます♪
《コメントありがとうございます》
ネモフィラ育ての質問が多いのが、「徒長してしまう」「葉が多くて花が少ない」ですね。
特にパンジーやビオラと寄せ植えすると、肥料分の多い良質な鉢に植えるので巨大化してしまうことがあります。その点、こぼれ種育ちは狭い場所にびっしりと育つのでコンパクトに育ってくれます。
ストッキングタイプの水切りネットにネモフィラの種を束ねて弾けるのをまっているのですが、連日の雨です。種の収穫の時期に、梅雨が例年よりも2週間も早いとは!・・・
無事に種が収穫できるといいのですが。
スイートピーも咲き終わって種のサヤができているのですが、茶色くなるが雨で足止めされました。
ご質問があるように、茎は茶色くなるし見苦しいですよね。
種が熟するのは下からなので、必要分だけ残して上の方はカットする方法はいかがですか~
早い梅雨入りがガーデニングに悪影響が無いことを願います。