何年か経ってここまで大きく育った【ギョリュウバイ】(魚柳梅)
ところが異変に気付いたのは2月の初め頃でした。
葉や茎が茶色くなった部分が目立ってきたのです。
以前にも同じような症状を起こして枯れてしまった記憶が蘇りまた枯れてしまうのでは・・・と。
でも今回はあきらめ切れずにギョリュウバイをしみじみと観察しました。
まずはテッポウムシなどの虫が入り込んでいないかの確認です。
幹の周りの土を掘って調べたのですが、穴は開いていませんでした。
枯れた枝は復活しないので早く切った方がよいというアドバイスの通り、茶色くなった葉の茎を切ってみると・・・
あれ?これは枯れていないですよね。中が緑色です。
他の少し太目な幹も切ってみたのですが・・・ 枯れていないみたいなんです。
茶色くなってしまったのは細い茎と葉で木の上の部分だけだったのかも知れません。
半分あきらめていたのでもしかしたら、もしかして復活してくれるかも!
まだまだ寒い日も有りそうなので寒さ対策をしてみました。
虫が入り込んでいないかの確認のために開けた穴には防寒対策も兼ねて腐葉土を覆い被せてマルチしてみました。
水切れしやすい植物だとアドバイスもいただいたので、腐葉土は水分を保ちやすいのでその効果もあるかも知れません。
そして寒さ対策には・・・ IKEAで購入したソファーが梱包されていた時の不織布を使うことに。
株元から冷たい空気が入り込まないように結びました。
元気にしているかどうかの確認のためのぞき穴も開けておきました。
こんな感じに被さっていますよ~
見た目は格好悪いのですが、冬の庭に訪れる人もいないし・・・このまま様子を見ま~す。
と以前にブログでご紹介したギョリュウバイでしたが、霜の心配が無くなったので4月の初めにカバーを外してようすを見ていました。
しばらくは変化も無くこんな状態でした。
あ~ やっぱり枯れてしまうのかなぁ・・・とトラウマが。
でも もう少し様子を見てみよう!
≪あきらめない気持ち≫が通じたのでしょうか。
先日見たら、あれ?花が咲いている!!
茶色い葉がまだ少し残っているものの緑色の新しい葉も出て来ました。
枯れずに今年の冬を乗り越えたギョリュウバイ。
ご心配やアドバイスやコメントもたくさん頂きありがとうございます。
完全復活宣言です。
白い花のオルレアも復活を祝ってくれるように周りに咲きました。
そしてお正月に盆栽風にして飾った白花のギョリュウバイですが・・・
復活した木の近くに植えました。
この場所で 紅白が揃って咲いたらどのような光景になるのでしょう?