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和から洋の庭に改造して、もう少しで満4年になろうとしています。
すっかりこの庭のイメージが固まってきましたが、改造前は純和風の庭でした。
大きな石がごろごろと置いてあり、刈り込まれた木が2本植えてありました。その時の庭がこちら。
全然イメージが違いますよね。
この庭は父が遺したもの。ですから、このまま維持しなくては・・・と長い間和の庭のままに。
和室の前にあるのならいいのですが、リビングのまん前の日当たり抜群の一等地にあるんです。
ここにバラや花が咲いていたら・・・と庭の改造を思い悩むこと15年以上・・・
何人かの造園の方に相談しましたが、「既にフェンスが作ってあるので重機は入らないし無理ですね。」
という回答でした。人力では動かすことのできない石もゴロゴロと。改造は出来そうもない・・・
とあきらめかかっていた時のことです。
紹介していただいたガーデンデザインを手がける女性のデザイナーさんがこの庭をご覧になって素敵なアイディアを出してくださいました。
「大丈夫ですよ。和から洋の庭に変えられますよ。」
「私は石が好きです!石を生かした庭作りをしませんか~?」
そう言ってところどころに大きな石を活かしながら残したデザインを書いてくださいました。
「そうかぁ、石を生かした庭にすれば最小限の異動で済みそう・・・」
こうして我が家の和の庭から洋の庭への改造が始まったのです。
大きな2本の木以外はそのまま残して使うことにしました。
手前の緑色の木は丸く刈り込んであった【ツゲ】なのですが、角型に刈り込んで洋風に仕立て直しました。
かなりの面積を占めている【サツキ】はそのままに。洋風花壇の縁取りにして使っています。
大きくて動かすことができない形のよい石を残し、異動した小さな石の部分にレンガを積んでいきます。
ブロックの部分は丹波石を一枚一枚積み重ねていきます。
自然石を一つ一つ積み重ねていく作業なのでとても手間がかかりました。
こつこつと手作業です。
こうして完成したのがこの花壇です!この花壇には何本かの【バラ】が植えてあります。
一年草を植えるので、毎年少し違う庭になります。
それではもう一度分かりやすくBefore Afterです。
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今は冬枯れの庭ですが、春にはこのように変わります
一番手前の一輪だけ咲いている白い大黄は花は【シャクヤク】その奥には黒い矢車草【ブラックボール】も。
手前のふわっと咲いている淡い水色の花は【ネモフィラ】その奥の淡いクリーム色の花は【ライアエレガンス】
全部毎年種から育てているんです。
中央の薄紫色のダイナミックに咲いているのは宿根草の【キャットミント】です。
年月を経た和の庭を改造したことへの申し訳なさも未だに心の片隅に残っています。
ですが、今あるこの庭を綺麗に維持していくことも庭に対するお礼なのかなと思います。
和から洋の庭への改造はまだ続きました・・・