今日は【土用の丑の日】。さていよいよ梅干作りの最終段階になりました。
梅雨が明け、晴天が続きそうな時を選んで梅を干します。
お天気がイマイチという場合は、まだ干さなくても大丈夫です。
本漬けした梅を冷暗所で保管しておいてくださいね。
赤く綺麗に染まった梅です。いよいよ完成が近くなって来ました!楽しみです。
ところで梅をザルに干したときに、梅の皮が張り付いてひっくり返す時に傷つけてしまった経験がありませんか?長澤家でも、初めて漬けた時にはそうでした。
ここまで順調に行きながら最後で失敗なんて・・・・
《失敗しない梅干の干し方》
梅干がザルにくっつかない方法は一昨年からご紹介済みなのですが、改めてその様子をご紹介します。ザルにクッキングペーパーを敷きます。そう、お菓子を焼くときなどに使いますよね。
①ザルに合わせてクッキングペーパーを敷きます。四角いザルはこんな感じです。
②赤梅酢を落としながら、梅を干していきます。このように梅に紫蘇が張り付いていることがあります。
このまま干すと紫蘇が張り付いてしまいますので、取り除いてから干します。
③梅と梅の間隔を空けてこのような感じにクッキングペ^パーの上に広げていきます。
変形しているものは丸く形を整えて干すと仕上がりが綺麗になりますヨ。
④本漬けした時に、実が崩れてしまった梅も有りますが・・・大丈夫!
そんな時は崩れた部分をこのように手で整えます。
崩れた部分を上にして同じように並べます。ほら!ほとんど分かりません(笑)
⑤梅を全部広げると、紫蘇が残ります。この紫蘇も干します。自家製の美味しいゆかりになります。
赤梅酢を手でしっかりと絞リます。
⑥ザルに置き、小さく小分けして干します。
はい、梅と紫蘇を広げ終わりました。一袋2キロ分です。
⑦お天気の良い日に天日に干します。夕立があったり、急に空模様が悪くなって雨に濡れたら大変ですので、目が行き届いていつでも取り込めるような日に干してくださいね。
夕方4時くらいまで干しました。〝3日3晩干す〟と聞いたことが有りますが、夜は室内に取り込むようにしています。眠っている間に雨が降ってきては大変ですし、雨を気にしながらだと眠れませんので。
赤い梅酢は茶漉しなどで漉して、ビンやガラスの保存容器に入れます。
太陽に照らして消毒し、カビが生えないようにして保存します。生姜を漬け込んだり、いろいろと使えますので。今年は、赤紫蘇を入れない梅干を少し作ってみました。
ですから、白梅酢も瓶に入れて干しました。
⑧一日干した梅干です。室内に取り込んで一晩経つと、表面がこのように乾きました。
⑨さあ!ひっくり返しますよ~。裏側です。くっ付かずにひっくり返せました。
⑩ひっくり返して、このようにクッキングペーパーが濡れていない部分に広げます。
全部ひっくり返しました。こんな感じになればOKです。
⑪梅干干しの二日目も一日目と同じように、朝から夕方まで干します。
太陽の照り加減や風の強弱などによっても変わりますが、表面全体が乾けば完成です。
好みが有りますので、よく干したのが好きな方は3日間、しっとりとした梅干が好きな方は2日間干すと良いと思います。
干し過ぎると、水分が飛んだ干乾びた梅干になりますので注意が必要です。
表面がまんべんなく乾いたと思えるくらいが一番良いようにわたしは思います。
⑫完成した梅干は紫蘇の一部を入れて、ビンや保存容器に入れます。
塩分が10%と少ないので、冷蔵庫での保管がおすすめです。
こちらはタッパーに入れ、冷蔵庫で保管して2日経った梅干です。
少し水分が出てきますが、これが梅干をしっとりと美味しく保ってくれます。
2009年の梅干作りも完成です!!
まずは白いご飯の上に乗せて食べたいと思います。
今年は多くの方々がこのジップロックとダンボールで作る梅干作りに参加してくださいました。
嬉しいと共に、お仲間が増えて心強かったです。本当にありがとうございました。
初めて梅干作りに挑戦してくださった方、2年目・3年目の方、今年は漬けなかったけれど来年は挑戦してみたい・・・という方々の感想が楽しみです
【簡単・減塩梅干の漬け方】については→こちら
をご覧ください。
読者登録の承認、コメントのお返しなどが遅れてしまいすみません。
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