今年も塩分10パーセントの梅干を漬けました


2005年の梅干

昨年漬けた南高梅と小梅

美味しい梅干が食べたい でも買うと高いし・・・これが毎年梅干作りをするようになったきっかけです。

一昨年、レシピを見て初めて梅干を漬けました。塩分10%に抑えたにもかかわらず、カビることもなく大成功でした! 塩辛くなく果肉が柔らかく仕上がったのは、初心者としてうれしい限りでした。

レシピどおりに、一作年は梅を漬け樽に入れて、お塩と焼酎とお酢を入れて、毎日樽をゆすって・・・とやったのですがこれが重労働!!もっと楽に漬けられる方法が無いかと考えて、昨年はキヨミ流漬けました。


《キヨミ流梅干の漬け方》

 材料  梅2キロ  塩200グラム(10%) 焼酎70cc 酢70cc 重石4キロ(ペットボトル2本)

     

南高梅

① 良く色ついた南高梅

梅を水で洗います。レシピには「水に漬けて一晩置く」と有りましたが、完熟の梅は一晩水に漬けません。良く水気を取ります。ひとつひとつ拭く手間をかける時間がないので、私は梅をざるに広げて、外に置き風で乾かしました。お天気の悪い時は扇風機の風でもOKです。良く色づいた梅は桃のような良い香りがします♪

面倒でも、楊枝で梅のおへそは取ります。テレビを見ながらの夜なべ仕事です。



南高梅

② ジップロックで漬け込みます

【ジップロックの大サイズ】は梅が2キロ入いるので、ちょうどぴったりです!

①の梅と材料を入れ、しっかり口を閉め(閉め方が不十分な時の為に、ジップロックは2重にしたほうがよいかもしれません)袋ごと何回かひっくり返すと、塩と梅が良く混ざります。体力もいりません(笑) 焼酎とお酢を入れることによってカビるのが防げますし、味がマイルドになります。(もちろんお酢の味が梅に残ることありませんのでご安心を・・)


小梅を漬け込んで

③ 小梅も漬け込みます

大きい梅干は一度に食べきれないということも有りますので、私は毎年小梅も漬けます。見た目も小梅は可愛いです。この袋に1キロ漬けました。お値段は300円でした。家で漬けると驚くほど安い~ 



赤紫蘇

④ 赤紫蘇は水で洗って風で乾かします

カビさせないためには水気は禁物 6月25日の日曜日はお天気が良かったので、外に干して乾かしました。


紫蘇のあく抜き

⑤ ビニール袋で紫蘇のあく抜き

レシピには紫蘇の葉に塩をまぶしてよくもんで、紫蘇のあく抜きをすると有りました。

え? 塩を入れるの? そうしたら塩分が増えてしまうでしょ?

やはり健康上、塩分は抑えたい・・・・何か方法が? と思いついたのが、②から出る梅酢です。塩分があるのでこの汁をビニールに入れ紫蘇の葉をモミモミ・・・色も赤く鮮やかなもみ紫蘇が出来上がりました!


梅に紫蘇を漬け込んで

⑥ 紫蘇の漬け込み

②にもみ紫蘇を入れた写真です。土用の日まで袋を時々ひっくり返せば、均一に色づきます。

土用まで楽しみに待って、後はざるに広げて干すだけです。樽漬けだとある程度の量の梅を漬けなければなりませんが、この方法だと2キロから漬けることが出来ます。

梅干作り初トライに最適かもしれません OK


重石

⑦ 重石はペットボトルで

そうそう、料理レシピに重石は漬物石を使っていましたが、無いお家多いですよね。そんな時2リットル入るペットボトルが大活躍します。重石より持ちやすいですし、重さの加減が簡単です。おすすめです!もちろん私は写真のように使っています。