【バランス】



理学療法士のリハビリでは
「転ばないようにバランスをとる」
のように身体機能の意味で使われる事が多い言葉。




その他にも


ワークライフバランス


栄養のバランス


人間関係のバランス


などなど


我々をとりまくあらゆる問題が「バランスをとる」という言葉に集約されていると言っても過言ではありません。





私が、バランスをとる上で大事だと思うことをまとめてみました。


1.関連する要素を俯瞰してみる

 バランスをとるという視点に立つには、解決しようとする問題から引いて見ることが必要です。

影響し合う要素のうち、一つをクローズアップし過ぎると、全体としてのバランスをとることは難しくなってしまいます。  




2.50%:50%とは限らない

バランスをとることは、必ずしも均等に五分五分が良いとは限りません。

20%:80%や七三(しちさん)、時には1:9がふさわしい状況も起こり得ます。

常に50%:50%を目指そうとすると、このような状況には対応できません。




3.環境や状況によって常に変化する

私たちが直面するどんな問題であっても、全く同じ状況というのはありません。

過去の経験や行動して得られた結果を基に、柔軟に対応していくことが必要になります。

また、時代とともに移り変わる価値観によっても変化します。

バランスはそういう意味でも動的なものです。




4.固定化しないこと

バランスをとろうとするあまり、
ある状況を固定化させてしまってはいけません。

例えば、ジェンガのブロックが崩れないように両手で押さえてしまったら、本末転倒です。

転ばないように手すりにしがみついてしまったら、
かえって危険なこともあります。

バランスが崩れることを恐れてしまっては、
本来とるべきバランスは失われてしまいます。




5.そもそもバランスとは何か?

誰もが日常でよく使う「バランス」という言葉自体がとてもあいまいなものです。

どういう意味でバランスをとろうとするのか?

これは考える人によっても全く異なる可能性もあります。

常に思考をリフレッシュしながら、考えていく必要があります。


こうして考えてみると、
リハビリでバランスを良くするというのは、
単に不安定な物体に乗る事ではないですし、

栄養のバランスをとることは、
何かを我慢して得られるものではないのだ
という事がわかります。


また
「これさえやれば」とか
「誰でも簡単に」というものは
存在しないことがわかります。



バランスという誰もが知っている
一見簡単な言葉ですが、
私たちが直面するあらゆる問題解決を
「バランスをとる」ということに
集約して考えてみると、見えてくるものがあります。














バランスをとる上で必要な情報を提供していきます!

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