ドラフト企画も中盤ですけど、いよいよ戦力外通告が始まりました。ドラフトで選手を迎えるためには仕方ない事とは言え、毎年この季節は複雑です。
特に巨人の場合は、育成制度をフル活用しているため、支配下昇格枠を確保する必要があり、育成落ち含め例年他球団よりは多めにならざるを得ません。
それでは二回に分けて発表された分をまとめてご紹介。
公式サイトより
2024.9.30来季の契約について
読売巨人軍は30日、以下の選手に来季の契約を結ばないことを通知しましたのでお知らせします。※いわゆる戦力外通告。
◆支配下選手
菊田拡和 内野手
岡本選手に次ぐ大砲候補として昨年ようやく芽が出かけたのですが、今季は故障に悩まされました。個人的には育成落ちもあるかなと思っていましたけど、高卒とは言え故障の内容と5シーズン経過していることでの判断なのかなと思います。
◆育成選手
山﨑友輔 投手
昨年まで順調にファームでの成績を上げてきましたけど今季は登板なし。大卒4シーズンを経過し無念の戦力外。
小沼健太 投手
高卒後独立リーグで頭角を現し、ロッテで約3年、巨人で約2年。昨年はファームで結果も出ていたようですけど、今季は登板無く、無念の戦力外。
笠島尚樹 投手
高卒4年目。昨年大きく減らした登板数が今年はゼロで戦力外。やはり高卒育成選手は4年目までに自分のポジションを築くことが大切です。
川嵜陽仁 投手
高卒3年目。今季はファームでの登板も無く戦力外。
前田研輝 捕手
大卒4年目。今季はファームでもほぼ出場が無く、厚い先輩の壁にはじかれた格好。巨人の捕手は、小林選手、大城選手、岸田選手と3名の一軍レベルの捕手に、山瀬選手、喜多選手が続き12球団でもトップクラスの陣容なので厳しかったと思います。
加藤 廉 内野手
背番号001が示す通り期待の大きかった選手。大卒4年目の今季も含め3年も100打席以上チャンスをもらいましたが、結果が出ずに無念の戦力外。
岡本大翔 内野手
育成選手の中では個人的にもっとも残念な戦力外。ドラフトファンには有名な存在で、ドラフト時には支配下縛りがあったと言われていました。恵まれた体格からも支配下が期待されていましたけど、高卒4年目の今季はファームでの出場はありませんでした。
また、以下の選手に自由契約とすることを通知しました。※育成契約前提
◆支配下選手
石田隼都 投手
高卒3年目左腕。昨年結果を出しつつありましたが、今季は手術もあり登板なし。再来年に大卒同級生に負けずに新人王を争うくらいに成長して欲しい存在です。
代木 大和 投手
こちらも同じく高卒3年目左腕。ドラフト上位の石田投手より先に一軍デビューした期待の星でしたが、手術のためここで一休み。同じく再来年の一軍復帰を目標にリハビリ頑張って欲しいです。
2024.10.4来季の契約について
読売巨人軍は4日、以下の選手に来季の契約を結ばないことを通知しましたのでお知らせします。※いわゆる戦力外通告。
◆支配下選手
鈴木康平 投手
オリックスから移籍してきた昨年は不振極めるリリーフ陣で奮闘も結果は出らず、今季は一軍登板なし。ただ、ファームでは一定の結果を出しており、現役続行もあるかもしれません。
高橋 優貴 投手
最後まで読んで頂きありがとうございました。