劇場にて「金田一耕助シリーズ 悪魔の手毬唄」を鑑賞出来た幸せ | 忍太郎の今日のジャイアンツ!

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3度目の原巨人、セ・リーグ、ドラフト会議を中心にお送りします❗

プロ野球、巨人がメインのブログですが、本日は素晴らしい機会に恵まれましたので、お礼と感想と映画の紹介です。

石坂浩二主演金田一耕助シリーズ第2作 悪魔の手毬唄

まずは、鑑賞の機会を与えて下さった、熊日映画座吉本由美のおしゃべり映画会に感謝したいと思います。
ありがとうございました🙇




本作品は、資料によると昭和52年公開とされており、幼少期の私に記憶がないのも納得😅
学生時代に鑑賞したきっかけは、おそらくテレビか、レンタルと思われますけど、その経緯は全く記憶にありません。
ただ、作品自体は、時代設定以外は、古さを感じさせず、サスペンスミステリーであるにもかかわらず、ユーモラスであったり、おしゃれに感じさせてしまうのは、市川崑監督の素晴らしいところではないでしょうか。
オープニングや随所に、映像美やセンスを感じることが出来ますし、今はなかなか聴けないしっとりとした音楽もとても良いので、サスペンス好きな若い人にもぜひ鑑賞して欲しい作品です。

主演は、ご存知石坂浩二氏
金田一と言えば、石坂氏を思い浮かべるほど有名ですが、知的で、俗物的でなく、浮き世場馴れした雰囲気は、個人的には金田一と言うより石坂氏のものと思っています。
原作小説を多く読んだ私は、もっと現実的で、俗物的な金田一も知っていますので😅
これは上映後のおしゃべりでも話題になっていましたけど、個人的には、古谷一行氏のエネルギッシュな金田一も、そして少し頼りない片岡鶴太郎氏の金田一も好きです。
金田一役の加藤シゲアキ氏に興味が持てずスルーした昨年末の同作品も、赤池リカ役の寺島しのぶ氏や本多医師役の泉谷しげる氏、磯川役に古谷一行氏ってことを知っていたら観ていたのかもしれません。
何にせよ、いまだに金田一シリーズを映像化してくれるフジテレビには、原作ファンとしては感謝しかありません🙇

話を戻して、他にも多くの素敵な俳優が出演されています。
とても魅力的な赤池リカ役岸恵子氏、すでに貫禄の由良敦子役草笛光子氏、個性際立つ司咲枝役白石加代子氏、同じく多々良放庵役中村伸郎氏、権堂医師役大滝秀治氏、そして金田一シリーズのお約束加藤武氏、個人的に綺麗だなと思った別所千恵役仁科明子氏、最後にしっかり石坂金田一と向き合って存在感を放っている磯川警部役若山富三郎氏にも注目して頂ければ。

石坂金田一シリーズとしては、
1976年 犬神家の一族
1977年 悪魔の手毬唄
1977年 獄門島
1978年 女王蜂
1979年 病院坂の首くくりの家
2006年 犬神家の一族(セルフリメイク版)
とありますので、別の作品も鑑賞する機会があればぜひ参加させて頂きたいです🙇

最後に、今回久し振りにお伺いした劇場Denkikan樣には、大変ご尽力頂き感謝しています🙇
シネコン等が増加しており環境は厳しいと思いますけど、現在の個性ある作品たちに加えて、旧作上映など充実して頂ければお伺いさせて頂く機会も増えるのかなと思います😅