その内容は 「特撮の "敵組織のツメが甘い作戦"」 。
特撮の敵組織の作戦がツメが甘いとか、マヌケだとか言い出すと、もう、ホント キリがないですよ。
逆に、たった30分の子供番組で緻密な作戦を立ててストーリーにするなんて難しいし、"ツメが甘い作戦" だからこそ単純に子供が楽しめるんじゃないか！！ ・・・と言う反論は無しで(笑)、今回も素直に楽しませて頂きます。
今回は "マヌケな作戦" ではなくて、"ツメが甘い作戦" だそうですが、大体、特撮の敵組織の作戦って、ツメが甘いと言うよりも、殆どがマヌケな作戦ですもんね。
僕は "ヒーロー好き" ではあるけど、"ヒーローマニア" のレベルではないので、それ程知識が有る訳ではないです。
なので、 "ツメが甘い" と言われると 「どんなのが有ったかなぁ？」 って感じですけど、 "マヌケな作戦" と言う事なら、幾つかはスグに思い出せます。
例えば、キカイダー01ですと、シャドウがミカンを買い占めたりだとか、郵便物を偽の物に差し替えたりだとか（確か、この回は、若い頃の大葉健二さんがチョイ役で出てましたね）。
作戦の意図としては、人間同士の信頼関係を悪化させ、混乱・自滅を招かせると言う事なんだそうです。
他社の作品で言えば、ウルトラセブンのメトロン星人と目的は同じなんでしょうけどね。 メトロン星人の場合は、正直チョット怖かったですが、シャドウは何か可愛いと言うか、お茶目と言うか(笑)
ショッカーなんか、探せば幾らでも出てきそうですけどね。
特に、地獄大使なんかマヌケの代表みたいなキャラですし(笑)
確か、毒トカゲ男の回なんかでも、マヌケ丸出しなのが有りましたね。
生物を蘇生させる薬 "xα液" に関する書類を強奪する為、人質として博士の助手を誘拐。
死刑台に縛り付け、書類を持ってこなかった場合、よく有る巨大な電動丸ノコみたいので抹殺する・・・と、ライダーをアジトに誘き出す作戦でした。
地獄大使曰く、電動ノコギリの停止スイッチとアジトに仕掛けた爆薬の起動装置が連動しており、ライダーがスイッチを切った途端、アジトごとドッカ～ン！と言う事なんだそうですが、それをペラペラと人質が居る前で喋ってしまいました （＾＾；）
で、自分たちは、爆発に巻き込まれないよう、サッサとアジトから逃げ出してるので、いざ、ライダーがスイッチを切る直前になって、見事に人質からチクられてしまい、大失敗・・・みたいな。
もちろん、スイッチを切る前に、爆薬は処理されました。
この場合は、作戦云々以前に地獄大使がバカなんですが(笑)
でも、そんな地獄大使が大好きだったりします。
自分たちの欲望の為に人間を蹂躙し、世界征服を企む悪の組織だけど、それでもファンに愛されるのは、ツメが甘いとか、マヌケな作戦だとか、どこか "お馬鹿" だからなんでしょうね。
今回は、どこのお馬鹿さんが紹介されるのか判りませんが(笑)、楽しみにしたいと思います。
