オヤジ達の鈴鹿8耐 | 寝言は寝て言え!!

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今年の鈴鹿8時間耐久オートバイレース、28日の決勝日まで、ついに1週間となりました。

以前にもブログに書きましたが、今年は、1993年のWGP500チャンピオン K・シュワンツの21年振りの8耐参戦で、話題が持ち切りですね。

「シュワンツが参戦するので・・・」 と言う事なのか、それとは関係無いのか分かりませんが、80年代マシンの展示を、わざわざサイトで告知したりだとか、ゲストにK・ロバーツを呼んだりだとかで、サーキット側も 「80年代の1番盛り上がっていた頃のお客さんを呼び戻そう作戦」 を立ててるみたいですね。

まぁ、過去のマシンの展示や元GPライダーの招聘など、いつもやってる事なので、今更感も有るりますけど。


僕は、当日は、残念ながら観に行けない事が決定してます。

あぁ、行きたいなぁ (´;ω;`)グスン



K・ロバーツ、そしてK・シュワンツの参戦で思い出すのが、1985年の8耐。

シュワンツは、この年が8耐初参戦。 確か、鈴鹿初走行は、その1ヶ月前、6月の鈴鹿200kmだったはず。 まだ、新人の頃ですね。


そして、ヤマハは資生堂と言うビッグスポンサーを獲得、2年前に引退していた3年連続世界チャンピオンのK・ロバーツを無理やり(笑)復帰させ、当時の全日本500ccクラスチャンピオン・平忠彦選手と組ませ、物凄い話題になりました。

僕が、初めてサーキットでレースを現地観戦したのも、85年の8耐だったので、凄く思い出深いレースですね。


当時、僕は中学3年生。
貯金してあったお年玉やお小遣いを使って、友達2人と近鉄特急に乗り、鈴鹿まで約2時間半の旅。

木曜の朝から日曜まで、サーキットの遊園地ゲート前で野宿しましたよ。

レース自体は、中学生になる前から観てたけど、それまで雑誌等でしか見た事がなかった(元)世界チャンピオンが、実際に目の前を走り抜けるのを見て、体の芯から震えそうになったのを覚えています。



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そして、レース内容は、・・・そんな事ある訳ないんだけど、「実は、台本有るんじゃないの?」 と言うくらいドラマチックな展開で、話題性だけでなく、過去35年の8耐の歴史でも、1番じゃないかと言う程面白いレースでした。

ケニーのオジさん、この年の結果が余程悔しかったのか、当初8耐参戦を拒んでいたにも関わらず、翌年の86年には自身のチームを結成、本人はもちろんライダーとして走っていましたよ。







ケニーは、現在はもう還暦過ぎてますから、さすがに復帰は有り得ませんが、シュワンツの方は、先月また1つ歳を取りましたので、49歳での8耐チャレンジ。

あの後、10日に行われたテストでは、何と10秒台に突入したようで、本人はレースウイーク中に8秒台まで詰める予定だと・・・。

「いつ以来だろう?」 と言うくらい長らく攻めていない鈴鹿を、たった数日走行しただけで、表彰台レベルにまで仕上げてきた事に、ホント ビックリです。


そして、シュワンツほど話題にはなっていませんが、土曜日に前座レースとして開催される4時間耐久に、90年代にヤマハワークスライダーとして活躍された茨木繁さんが出場されます

茨木さんは現役復帰は15年振りくらいかなぁ。
童顔なので若く見えるけど、僕より1つか2つ年上なんですよね。

4耐参戦の為に、今年の年明けから練習しているそうで、調子は良いみたいですね。
現在は、18秒くらいは出てるそうですよ。


それ以外にも、僕と同い年で、昔チームメイトだった○○君も去年4耐に復帰してたんですよ。
まだ4耐のエントリーリストはチェックしてないけど、今年も出るのかなぁ?


皆さん、40代での復帰、僕より年上の人だっているのに、ホント スゴイです。

今は、80年代なんかと比べると、ライダーの寿命が随分延びて、40代での参加は全然珍しくないけど、さすがにブランクが有ると大変だと思うんですけどね。

シュワンツなんかアラフィフですからね。


僕は、復帰なんか、とてもじゃないけどムリだなぁ。

まず、体力云々の前に死ぬ気でダイエットしないと。

この腹じゃ、ストレートでマシンに伏せるのも一苦労ですよ (´ε`;)