映画・仮面ライダー、一緒にするからオカシくなる | 寝言は寝て言え!!

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今春に公開の映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」、かなり話題になっていて、沢山の方がブログに書かれています。


それ程、注目度が高いと言う事ですし、それはそれで良い事です。

人それぞれ、色々な楽しみ方が有るので、無条件に喜んでいる方もいれば、その一方で、「昭和と平成をゴチャゴチャにして欲しくない」と言う声も、少なからず有るようです。

この意見は、古くからの特撮ファン(ライダーファン)に多いようで、僕も完全に「そっち派」なんですが、理由としては、「お互いのライダーの世界観が壊れる」「歴代(昭和)のライダーが、引き立て役扱いされるのが嫌」等、色々有るのではないかと思います。




今度の映画では、藤岡弘、さん(1号)、佐々木剛さん(2号)、宮内洋さん(V3)の出演も明らかにされ、期待度が更に上がったと言うファンも多いと思いますが、後に声だけの出演と言う事が判り、少しガッカリ・・・なんて言う方も居られるのではないでしょうか。



デンライナーで過去に行くと言う設定らしいので、声だけの出演は仕方ない(70年代当時のイメージが壊れる)ですが、まず僕が疑問に思ったのは、「何故過去に行かなければならないのか?」と言う事でした。


やはり「過去に行く=電王ありきの映画」なんです。


白倉プロデューサーは、「主役は1号です」と言っていたようですが、過去作品の1つにしか過ぎない電王を、わざわざタイトルの冒頭に持ってこられると(オーズは現行作品なので仕方が無いですが)、主役が1号と言われても、信用する事は出来ません。


これは、別に電王が嫌いと言う事では無く(むしろ「作品として」は好き)、何故、主役が1号だと言っているのにも関わらず、電王を特別に扱ってるのかと言う疑問。


これに対して白倉Pはインタビューで、「これは、僕や上の人間がそうしたのでは無く、配給側の人間が「4月の映画は電王の枠だから」と言ってくる。だからそうなった。」と言っています。


じゃあ、電王の映画なんじゃないのか?(「電王の映画」にすると客入りが良いと言う事は解ってますけどね)

何故、1号が主役などと言ったのか?

 


本当に1号を主役にしたいのなら、無理に過去に行く必要など無い。


「現在も壊滅していなかったショッカーに、オーズと電王が洗脳され、人知れず戦い続けていたトリプルライダーが助けに駆けつける」


・・・これでいいと思うのですが。 
(ちなみにスポーツ報知の記事(リンク)では、主役はオーズとNEW電王と書いてあります)


これなら、舞台は現代なので、御三方の顔出し出演も問題無い。 

「改造人間が、歳を取っているのはおかしい」と言う人もいるかも知れませんが、身体の100%が機械では無いんだから、歳を取っていても不思議では無いと思います。



何の関連性も無く、全く世界観の違う昭和と平成のライダーですが、それでも無理やり一緒にしたいのなら(40周年記念なので、一緒に出ないと意味が無いというのも解りますが)、1号と最新のライダーであるオーズの2人を主人公にするのが筋。 電王の名前を頭に付ける必要があるのか?



白倉Pはディケイドの最終回問題のインタビューでも、「今はテレビも映画も、何も考えないで見ている人が多いから・・・(インタビュー記事リンク)」などと、驚きの発言をしていたので、それから更に信用出来なくなりました。 
(作品自体は1人で作るものでは無いので、白倉プロデュースでも好きな作品は有りますし否定はしていません)



今度の映画も、藤岡さんを1号としてゲスト出演させる事で、建前として「主役は1号」などと言っているのでしょうが、そんな事を言うから、ややこしくなる。

最初から、「オーズと電王の映画に、藤岡さん・佐々木さん・宮内さんがゲスト出演します」と言えば、なんら問題は無いのに。


今回に限らず、この人は本当に昔からのライダーファンに波風立てる事が多い ( ´_ゝ`)





僕は、昭和のライダー(特にZXまで)には、特別な思い入れが有りますが、平成ライダーにも好きな作品は沢山有りますし、「あっ、これは仮面ライダー(の仲間)だな」と思ったのも有ります。

でも基本的には、仲間と言えど「同姓の他人」と言う考えなので、一緒くたにして欲しくは無かったと言うのが本音ですね。




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