サンダーマスク発狂! | 寝言は寝て言え!!

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先日、現在は封印作品とされている「ジャングル黒べえ」について書いたら、封印繋がりと言う事で、「サンダーマスク(1972年)」を思い出し、久々に観てみました。


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去年の9月21日のブログでは、第6話「東京砂漠だハカイダー」(リンク)について、書きましたが、今回観たのは、この作品で1番有名な、第19話「サンダーマスク発狂!」の回です。


この回は、ネットでもたまに話題になる程の衝撃的(?)な内容で、正義の味方「サンダーマスク」が、シンナー中毒患者の脳みそを大好物としている魔獣「シンナーマン」と、手術によって脳みそを取り替えられ、狂ってしまうと言う、信じられないストーリーとなっています。

                              <シンナーマン>
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番組開始後、サブタイトルか消えるや否や、公園でシンナーを吸ってラリっている若者達が登場します。


                           <今回も画質は最悪です>
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そこへ、一人の婦人警官が現れ、若者達を補導して連れ去るのですが、この婦人警官、実は、敵のボス「魔王デカンダ」で、シンナーマンの餌となる、「シンナー中毒患者の脳みそ」を集めていたのです。


なんと言うオープニング! 怖ろしや~!! ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ




その後、友人の高瀬まゆみが交通事故に遭ったと騙され、サンダーマスクに変身する命光一(いのち こういち)は、デカンダの一味に捕らえられ・・・。



催眠コントロールされた博士の手術によってシンナーマンの脳と交換されて、キ○ガイにされてしまいました・・・・。(´д`)



                             <ウゥ・・・、ウヒヒヒヒ・・・。>
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狂った命光一は、飲食店の生ゴミを荒らしたり、街行く女性に突然抱きついたりと、奇行を繰り返します。

こんなん、子供に見せていいの? (´・c_・`)






「命光一ピンチ! 一生キチ○イのままなのか?!」





その後、命光一がどうやってピンチを切り抜けたかなんですが・・・。


シンナーマン(脳は命光一のもの)が眠る手術室に、突然狂った命光一(脳はシンナーマンのもの)がフラフラと帰って来て、何故か博士の催眠術を解いてしまいます。

正気に戻った博士は、再び二人に手術を施し、めでたく命光一も正気に戻りました。




その後は、お楽しみの戦闘シーンで番組終了となるのですが、命光一が正気に戻るまでの流れが全く意味が解らず、かなりモヤモヤが残ります。



命光一の脳を持つシンナーマンが、博士の催眠を解くのなら話は解るんですが、何故シンナーマンの脳を持つ命光一が突然帰って来て博士の催眠を解いたのか?






ちなみに脚本は、ガメラシリーズで有名な高橋二三です。 適当やなぁ・・・。

サンダーマスクは、歌も「適当」で、OPとEDのサビが、ほとんど同じです・・・。



キチ○イになった命光一も衝撃的やけど、僕にとっては、この歌とストーリーの適当さの方が衝撃的です。