先日、昔のビデオテープを整理していたら、「CLUB紳助杯150分耐久レース」という番組が出てきました。
「CLUB紳助」と言う、島田紳助の番組(関西ローカル?)の特番で、1988年頃の物なんですが、当時バイクレースの監督業に必死だった紳助が、親交の有った芸能人やレーサーを誘い、ミニバイクレースを開催してしまったと言う、とんでもない企画。
で、ゲストがまたスゴイ。
岩城晃一、京本政樹、ケント・デリカット、うじきつよし、木村一八、そして黒木瞳(!)などなど、芸能人多数。
もちろん全員走ります。
ただ、プロレーサーもいたり、超初心者もいたりと、様々なレベルの人が混走してるので、危ない危ない。
マシンは全て原付なので、コース的に考えても、最高速はせいぜい80km前後でしょうが、抜く時の速度差や、初心者特有の予測のつかない動きなど、色んな意味で、こんなに危ないレースは、なかなか無い。(^^;)
殆どの人は、ノーマル(リミッターはカットしてますが)のバイクに既製のレーシングスーツで走る中、ヒーロー大好きの京本政樹は、金に物を言わして、ライダーのコスチュームを特注。
真っ黒のツナギにコンバーターラングとベルトを付けて、真紅のマフラーを巻き、NSR50はサイクロン風にリペイント。
マスクはヘルメットにペタペタとパーツを張り付けて旧1号の完成です。
驚いたのが、NSR50のチャンバー(マフラー)まで特注して、サイレンサーを6本出しにしていた事。
撮影用の(本物の)サイクロンでさえ、左右の上4本はダミーだと言うのに、京本サイクロンは6本全て機能しているそうです。
軽さが命の小排気量クラスで、本来1本のサイレンサーを6本に増やすなんて・・・。(´д`)
まぁ、性能よりも見た目優先ですからね。
結果は残念でしたが、ライダーのコスプレには満足そうでした。(^^;)