その機械は、滑車が付いた錘を垂らし・・・。


前後に振り子を、振っていた。


どうやら江戸時代の機械を、復元したものらしい。


キャプションには「垂揺球儀」と書かれている。


だけどそれ以外の字は、細かくて読みにくい。


コレも老眼になったから?


(⁠@⁠_⁠@⁠;⁠)???


近くのスタッフさんに、聞いてみた。

 
 スタッフ 「普通の時計です」
 
 
 普通の時計ですと言われても、ココは・・・。


一般にも公開されている天文台の、展示室。
 
 
 

 
普通の時計が置かれているって、考えられないのですが・・・?


(⁠ ̄⁠ヘ⁠ ̄⁠;⁠)???


それとも江戸時代は特に急ぐ方のために、特急仕様の時計があったのか?


そっちの方が、珍しい気がする。


どうせなら、特急時計を復元してほしかったな!

 

 

 

スタッフ 「そもそも天体観測が盛んになったのは、江戸時代です。外国人が徳川家康に、望遠鏡を献上してからなんですね」



僕 「なるほど・・・」



スタッフ 「当時は今のように、一日を24等分に時を刻む時計が無かったんです」



そう言えば、そっかぁ!



江戸時代は、日の出から日の入りまでを6等分して時を計っていたんだっけ。







 

 





 

 





付録のマイコンは、ARDUINO互換とか。



専門書とキットで、楽しみが増えるかも!



(⁠•⁠‿⁠•⁠)b


 

 



 

 


話を最新のマイコンから、江戸時代の時計に戻す。



スタッフ 「しかし天体観測では、不定時法の時計は不向きです」


僕 「それでわざわざ当時普及していた和時計ではなく、普通の時計が必要だったのですね」


スタッフ 「日本地図を完成させた伊能忠孝も測量のため、夜は望遠鏡と垂揺球儀で天体観測を欠かせなかったそうです」




 

 
GPSなんてものが無かった時代は、星の位置は場所を特定するのに・・・。


大事だったに違いない。


それに今でも正確な時を決めるのは、星の位置だ。


時の記念日には、絶好の話題でしょ!


(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)b


 

 


 



 



 

 


 

 






 

 


 

 


 

 



 

 


 

 



 

 



 

 



 

 


僕 「ところで、一般の方が星を観る醍醐味って何でしょう?マニアとはいえ、ココの望遠鏡ほど良いの持ってる方はいないだろし・・・」


 

スタッフ 「やはりキレイに星を観たいって方が多いのでは?最近は写真も簡単に撮れます」



そう言えば出口付近の星の写真、明るい町中で普通に観るより美しかったな。



電車の写真を撮るのが好きな撮り鉄ならぬ「撮り星」さんもいるんだきっと。