[井上]

ネーブルオレンジ 

一つだけ手にして
君の街まで電車に乗った

 

[中西]
春は何かを思い出させる
切なくて 甘酸っぱい香りが誘うんだ

 

[賀喜, 遠藤]

窓の外に雲ひとつない空

 

[久保, 池田, 梅澤]
僕の気持ちは早送りされる

 

[川崎, 五百城, 一ノ瀬]

君に会えたら

 

[菅原, 小川, 筒井]

何が言えるのだろうか?

 

[金川, 冨里, 弓木]
スーパーマーケットに並んだ 

 

[田村, 奥田, 林]

あの季節

 

[ALL]

ネーブルオレンジ 両手で包んで
恋の甘さを 今さら思う
君が一番好きだと言った
柑橘の青春はどこへ消えたのか?

 

 

[久保, 池田, 梅澤]

ネーブルオレンジ 頬に近づけて

 

[川崎, 五百城, 一ノ瀬]
この瑞々しさに

 

[菅原, 小川, 筒井]

接吻(くちづけ)したくなる

 

[金川, 冨里, 弓木]

ボールみたいに上へと投げながら

 

[田村, 奥田, 林]
今の現実はちゃんと受け止める

 

[井上, 中西]

そして 初めて降りた駅の改札は

 

[賀喜, 遠藤]
僕にどんな物語 見せるのか?

 

[ALL]

ネーブルオレンジ なぜに握りしめて
僕は知らない街へ来たのか?
この香りに惹かれ どこかで君が
気づいてくれたなら あの頃を語り合おう

 

 

[井上]

少し厚めの この皮のその中に

 

[中西]
僕が大切にしてた君がいる

 

[井上, 中西]

Ah

 

[ALL]

ネーブルオレンジ 両手で包んで
恋の甘さを 今さら思う
君が一番好きだと言った
柑橘の青春はどこへ消えたのか?

 

[賀喜, 遠藤]

なんてセンチメンタルな記憶

 

[久保, 池田, 梅澤]
まさか 会えるわけなどないのに…

 

[川崎, 五百城, 一ノ瀬]
Ah それでもいい

 

[菅原, 小川, 筒井]

君が住んでいると聞かされた

 

[金川, 冨里, 弓木]
街を一目見たかっただけだ

 

[田村, 奥田, 林]
片想い

 

[井上, 中西]

ネーブルオレンジ