M・U・S・C・L・E 「MUSCLE!」

 

・・・というわけで行ってきたぞ、「キン肉マンミュージアム」!

オープンからほぼ1ヶ月。

そろそろ人出も落ち着いたかな、と大のキン肉マン好きの友人を連れて突貫。

↑この柱、どうにかならんものか(汗)

 

1階はフードやグッズの物販、2階は作者の遍歴や原稿等の展示コーナー(有料)。

版権ものってこともあるのか、物販のお値段はかなりお高め。

ハーフシャドウで描かれたカレクックがプリントされたTシャツなんかは渋くて良いと思ったんだけどね・・・

 

2階の最大の目玉は何と言ってもナマ原稿、そして画材の数々。

枠の外側のト書きや鉛筆書きのセリフの上に貼られた写植の原稿がリアル。

あのセリフ、加筆修正を行う場合はさらにあの上から貼り付けるのだろうか?

画材の方は実際に使用されているペン先や定規、ボツになったイラストなど、こちらも興味深いものばかり。

 

また、子供向けに発売された玩具類がショーケースに収められていたが、展示というよりはただ詰め込んだだけという感じで、雑然としており各グッズの紹介などもされていない。

ここを整然と並べ直してここの解説を付ければさらに充実した展示になるんじゃないかな。

今後手を加えられることを願ってやまない。

 

↑2階展示コーナーの入場券。

一旦出てしまうと再入場不可なので注意が必要。

 

その他ではウォーズマンにキン肉バスターを決めたシーンを再現できるフォトスポットなどの仕掛けも。

途中、サンシャインのひざ下が床にめり込んだオブジェがあったのだけど、1階に降りてみると足が天井をぶち抜いているというギミックになっており、遊び心も満載。

 

展示物を定期的に入れ替えるとか、イベントとしてキン肉マン関連のゲームで対戦するとか、マンネリ化しないような工夫は必要だと思うが、せっかく聖地として定着させるつもりなら人気や知名度に胡坐をかくことなく常に新しい空気を送り続けてもらいたいものだ。