前日とはうってかわって風もなく穏やかな夕暮れ。

雲もほとんどなく快晴と言っても差し支えない空模様。

そんなわけで、2日連続で夕月撮影。

↑地球の反射光が月に映る地球照。

細い月の時はこれがキレイに見えるのが良いね。

 

↑今まで撮った中でベストではなかろうか。

風がない状態でリモートシャッターを用いたのが効いたかな。

この条件で細い月が撮れたのは初めてなので・・・

 

撮影した18時過ぎ時点での月齢は3.5。

新月を0として3日目の、正真正銘の三日月というわけだ。

世間では月齢や光っている方向などに関わらず、細い月を何でもかんでも三日月と呼んでしまう傾向がある。

正直、この風潮には辟易している。

これだけ身近な天体だというのに、その程度の知識しかないのか、と。

 

三日月を含めて月齢2~5頃の月は、地球照の美しさもさることながらクレーターの凹凸も際立って見えるので、鑑賞するには一番だと思っている。

もちろん反対側が光る月齢23~26頃の月も同様だが、夜明け前という条件がちと厳しい。

 

昨晩は月がちょうど木星と金星の中間ぐらいにあった。

おそらく、今晩化明日の晩には木星と接近する姿が見られるだろう。

天気が良かったら、これはまた撮影しておかないとな。