12月も10日を過ぎたら、アレが発売される時期ですな。

そう、「藤井旭の天文年鑑」。

↑昨年末は珍しく在庫切れということで取り寄せで入手。

今年はしっかりと店頭で購入できたぞ。

 

自室に吊るす場所の目処が立ったので、帰り道に来年のカレンダーも100均で購入。

めぼしい現象を書き込んでいったのだが、毎年恒例の流星群以外は大きなイベントが少ない。

その代わり月や惑星、あるいは惑星同士の接近が数多く見られるのが特徴か。

曜日の関係でどこまでカバーできるかわからないが、できるだけフォローしていこうと思う。

 

何と言っても目玉は9月21日のアンタレスの食と翌月29日の部分月食だろう。

アンタレスの食は時間帯的には申し分ないが、平日の夕刻というのがネック。

潜入の時刻(東京)が17時26分なので、定時で仕事を上がったとしても家に到着するギリギリの時刻なのだ。

雲に阻まれた天王星食に続いて、時間の壁で出現の方しか見られないのか!?

 

一方、部分月食の方は日曜日の早朝ということで、曜日的条件はまずまず。

注意しなければならないのは、「28日(土)から日付が変わった29日(日)の早朝」という点。

29~30日ではないので、うっかりして見逃さないようにしないといけない。

さらに、月没直前ということでかなり高度が低く、西の地平が開けた場所を選ぶ必要があるということ。

食分も最大で13%とかなり小さい。

 

また、年明けから2月にかけて肉眼でも見える可能性のある彗星が北天の星座の中を通過していくのも見所だろう。

元日に7.7等だったものが1ヶ月でピークの4.9等まで明るくなる予報。

1月末~2月初旬は北極星の近くを通るので、位置が掴みやすいだろう。

 

来年もいろいろと写真を撮っていきたいが、そうなると天体写真専用の単焦点レンズとフィルターがますます不可欠になってくるな。

この年末でセール品として安くなるヤツないかな・・・