本当に暑い

近年の夏の猛暑下

美術館、博物館行くのも大変

まあ殆どの美術館、博物館が駅チカか

少々遠くても地下鉄などの地下通路を辿っていけるので

何とかなっているが

今の暑さでは上野駅からトーハクも結構きつい

 

で、三の丸尚蔵館へ

ここは地下鉄大手町駅のパレスサイドホテルの出口から出て

目の前の信号を渡って検閲を受ければすぐ

 

「いきもの賞玩」

皇室の所蔵品の内

生き物を題材としたものの展示会

第一会場は古典作品

目玉の伊藤若冲「芦鵞図」

長澤芦雪「綿花猫図」

岩佐又兵衛「小栗判官絵図」

前回の展示会に比べて、国宝、重文クラスの
展示は少ないが、まあいろんな動物の姿を
楽しめるので、動物好きには良いだろう
 
第2会場は各国から皇室に献上された
色々な品物
なぜかほぼ撮影可能な第1会場に比べ
こちらは殆どが撮影不可
よってここには写真は載せない
こちらもいろんな国の雰囲気を楽しめれば良いかと思う
 

続いては静嘉堂文庫美術館

地下鉄駅地下通路を大手町駅から二重橋駅に

繋がってそのまま歩けるので

そこから美術館がある明治生命館の地下まで行き

そこから地上階へ

 

「超・日本刀入門 ―鎌倉時代の名刀に学ぶ」

おけらは刀剣への興味が薄い

まあ個人的な興味という事もあるが

だいたい、戦いは殆どが

飛び道具の弓や石つぶて、戦国時代より後は鉄砲で行われる事が多く

刀剣を構えて真正面から戦うなんて

いくら名手でも大勢でわっとかかられたら助からないから

実際はそんなに行われない

(幕末の寺田屋事件や池田屋事件などは

 場の雰囲気が決裂して

 突発的、感情的な対応になった為の斬り合いであり

 例外的とすべきであろう)

だからこのような展示での刀剣は

実戦用ではなくあくまで装飾用というものが多く

正直歴史的に見れば
刀剣が与えた影響は少ない

そんなところがあるからだろう

まあ、茶器同様、こういうのもある、と

勉強させてもらうつもりで鑑賞

 

しかし、こういう所に来ると

本当に「刀剣女子」というのが多いのが良くわかる

観客の8割が女性

メモをとったり、撮影したりと熱心

 

鎌倉時代の重要文化財「木造十二神将立像」7軀が

おけらには面白かった

刀剣乱舞の刀剣男士 「後家兼光」の等身大パネルとか

帰りは向かいの丸ビルからまた地下に戻り

東京駅へ

東京ステーションギャラリーの前を通るが

まあここは8月についでがあったときにいくつもり