昨日とは打って変わって今日は良い天気

このような良い天気は今後しばらくはなさそうなので

今日も出かけていく

新宿SONPO美術館へ

 

ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級だというフィロス・コレクションから

「素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示」

との事である。つまるところ、ロートレックの生涯を巡る展示

展示はその素描作品から始まる
正直、ロートレックのデッサンはそれほど技術的に凄いものではない
もしルネッサンス期の画家や、ピカソのデッサンと
並べられたら「ヘタウマ」と言われるかもしれない
でも、そのデッサンは一目見ると
ああ、ロートレックだな、とわかる
それがこの人の強みだなと

とは言え、デッサンの展示数がやたらとある
こう並べられるとちょっと見るのが大変
観客もそう思っているのか
入り口は混んでいたのが足早に通り過ぎていくらしく
混雑はすぐに解消し、後はちらほらという感じ

ロートレック展というと
ムーラン・ルージュをホームグラウンドとした
ポスター展をイメージする人が多いだろうと思う
今休館中の三菱一号館美術館がよくやるパターン
(11月に再開館するが、それもロートレック展だし)
今回それはごく一部
ある意味マニアックな展示会
ただ、年代順に
上記のようにいろんな形でその作品を展示している為
ロートレックの華やかでありながら短くて悲しい
その生涯を改めて考えさせられる

なお、今回は貸出者の意向の為か

最近のSONPOの展示会としては珍しく

撮影が殆ど禁止

 

撮影可能なのは以下の数点の

彼の代表作、有名作のポスターのみ

 

 

 

 

全部こまめに見ていくと

展示前半のデッサンの所で力尽きてしまうかもしれないので

ロートレックに強い思い入れがあって徹底して

鑑賞したい、という方以外は

後半を中心にご覧になると良いだろう

 

いつもの通り、3階の中村屋美術館へ

鑑賞後、地下のショップで使える10%の割引券をもらえるので

中村屋のカレーを晩飯用に購入していこう

なお、看板の右上に書かれているが

地下の売店とレストランで2000円以上買い物すれば

この美術館の入場券をもらえるようになった

入場料が300円だから

美術館と買い物、どちらが先がお得か?微妙なところである