先日購入

おけらの専門の時代なので、いろんな事が今後どうなるのかが

気になっていた。

道長、今はまひろとの約束を守ろうと、理想的な政治を行おうと

日々努力しているが、思ったようにならず

苦悩する好青年、となっている。

しかし今後、定子や三条天皇などに対して

「いやがらせ」を行う様になるので

この好青年があくどくも自分の権力を追求していく道長になっていくはず。

以前の北条義時(小栗旬、昔は松平健が演じた)の様に

心優しき好青年が自分の権力強化の為には相手を陥れる事も辞さない、

というダークサイド墜ちに変貌していくのだろうか

 

漫才コンビ、「わたしは木」を結成したまひろとききょう

冗談はともかく、紫式部と清少納言は仲良く友情を育む2人

しかし、「紫式部日記」で有名な話

紫式部は清少納言の評価を

「偉そうに書き連ねているが、文章は粗が多い

 こういった奇をてらう人は失敗してろくな人生をおくれないだろう」

とぼろくそに言っている。

この二人の友情がいつ、何をきっかけに破綻していくのかが気になる所

ただ、既にその兆候を感じさせており

定子の素晴らしかった日々を皆(特に一条天皇)に覚えておいてもらう為に

「枕草子」を書いたききょう

後世、道長の娘、彰子の入内により、一条天皇には定子の事を忘れて欲しい

と思っている道長とまひろコンビ

とこの2人が食い違っていく事が予測される

 

刀伊の入寇、安倍晴明が道長に隆家

は道長の助けになる、と言っていたのが

この隆家

による刀伊の撃退を予言している、という考えもあるが

この刀伊の入寇、後世の元寇に比べると規模が小さいので

あまり注目されていないが

実際は対馬、壱岐に膨大な被害を与え、博多に侵攻してきたのを

何とか大宰権帥だった隆家の奮戦により、何とか撃退したという

十分国難と言えるほどの事件だった。

この戦いはどこまで描かれるのだろうか(戦闘シーンはあるのだろうか)

この戦いについての公卿会議にては

ロバート実資がさすが「賢人右府」と言われるだけの事があるという

活躍があるので、多分この会議は出てくるだろう

 

後、「源氏物語」がどのように書かれるのか(巻がどのような順番で書かれるか

とか)謎である清少納言と紫式部の最期は、とかあるが

 

最後の最後、有名な道長の

「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」

のシーンが出てくる事は間違いないが

この歌は今まで道長が天下は自分の物になったと奢り高ぶった歌

とされていたが

(実際道長もこの歌を詠んだ時、誇った歌だが、と自分で言っている)

しかし、道長の性格や歌の内容からしてそう捉えるには問題がありそう

で、近年、この歌の内容については別な解釈があり

それが有力になっている

この大河ではどのように解釈されるだろうか

これについては実際このシーンが出てくる時にまた取り上げてみたい