さて、2日目

本来はこの日、京都を廻って

夕方近くに奈良に入って

翌日3日目、山辺の道歩き、と思っていたのだが

天気予報ではこの3日目の天気が雨との事

雨の日、山の中のような山辺の道を歩くのも

難儀なので

2日目と3日目を入れ替える

そのため、朝6:10に四条発の近鉄奈良行きで

奈良に入る

近鉄奈良駅からJR奈良駅に移動

途中にある今日明日の宿

「奈良ワシントンホテルプラザ」に荷物を預け

JR奈良駅から万葉まほろば線で三輪駅に到着

 

このブログでも度々出てくる山辺の道

今回の目的は、老化と1型糖尿病で

体長劣化が著しいおけらが

どこまで歩けるかのセルフチェックを兼ねている

ここでかなりの距離が歩ければ次回以降の旅も

期待できるであろう

 

実を言えば今回も京都奈良以外に行ってみたかったのだが

あまり地方に行くと、体調不良になった時の対応が難しい

そこで宿泊施設や医療、薬局などが充実している

京都、奈良にしたといういきさつもある

 

さて、三輪駅から一巡りして

平等寺まで10分ちょっと

今回はここからスタート

以下、度々触れている所なので簡単に

三輪神社を通っていく

今日もホワイトスネイクには会えなかった

奥の院の玄賓庵

今回は中に入ったが中は撮影禁止

桧原神社

ここからの二上山の景色も相変わらず美しい

伝景行天皇陵

伝崇神天皇陵

今は陵墓に藤の花があちこちに咲いていて綺麗だった

 

長岳寺のツツジ群生も良い

境内の池には杜若も咲いており

今は花の寺という感じ

 

夜都伎神社

そろそろいわゆる桜井~天理の南山辺の道も終わりに近くなるのだが

このあたりで右足にまた痛みが・・・

山辺の道は風情があるのだが

その分道が砂利道や石畳、木の根が張り巡らされた所を歩いたりして

ちょっ踏み違うと足を痛めやすい

本当は北山辺の正曆寺までは行きたかったが

ここで天理までと断念

永久寺の跡

ここまでくれば天理ももうすぐ

石上神宮

相変わらず鶏が騒ぎまくる中

天理駅まで戻る

天理駅の中の中華屋でビールと餃子で軽食

 

そのまま近鉄を乗り継ぎ、西大寺駅へ

平城宮跡

資料館を軽く見てから第1時大極殿へ

おけらは学生時代、「続日本紀」を研究サークルで
通読していたので、このあたりなじみが深い

ここを通る度に

元明、元正、聖武、孝謙(称徳)・・・の各天皇

光明皇后、不比等、四兄弟、仲麻呂・・・の藤原氏

長屋王、橘諸兄、道鏡、大伴家持、吉備真備・・・

こういった人達が自分と同じ所を歩いていたと思うと

感慨深く、彼らを想像しながら歩いている

ぶらぶら歩いて第2次大極殿へ

そこからバスで

近鉄奈良駅前まで戻る

アニメブームはここでも強い

さて今度は

奈良県立美術館で飛鳥園写真展

この写真を

奈良の仏像のモノクロ写真ポスターでよく見かける

光の当て具合や撮す角度、距離で

様々な表情を見せる各仏様

色々と見入ってしまった

ただ、撮影された写真だからパネルをガラスケースで覆わずに

そのままケースなしで見せて欲しかった

どうしてもカラスケースの反射が気になる

奈良公園で珍事

鹿の死体が複頭分運び込まれていた。

何があったのだろうか、交通事故とは思えないし

鹿が集団自殺をする、とはないだろうし

 

さて、次のお目当ては

奈良博 空海展

ゆったりとした空間に、安祥寺の国宝

五知如来座像の5体をマンダラ配置した展示を中心に

空海関係の色々な物

おそらくは可能な限り、空海に関係ある物を集めた物と

思われる。

ここまで来てさすがに力尽きてきたので

博物館前からバスでJR奈良駅に行き

今宵の宿

「奈良ワシントンホテルプラザ」に移動

60歳以上シニア特別価格、という事で

2泊で14,300円

預けてあった荷物を引き取り、一休みした後

JR奈良駅に戻り、駅下ののみや

「ゆるり」へ

ビールジョッキ360円、そのままおかわりだと300円

ふぐのひれ酒430円、そんなものを頼む

おでんと焼き鳥をちょこちょこと

この日はこれで終了