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キリコ10年ぶりの回顧展
キリコといえば
幾何学的模様やのっぺらぼうの顔
そういうイメージが強い
日本にはあまり作品がないせいだろうか
(アーティゾンに1つあるが、東京ではあとどこだろうか?)
そのイメージ以外にキリコについて
思いつく事も少ない
LB階は自画像でスタート
独特の画風だが、まだキリコのイメージとは
違う絵が色々と
上に昇って1階、形而上絵画
いきなりマヌカン(マネキン)の世界
いかにもキリコらしいフロアの雰囲気
さらに2階
ここでは古典回帰(バロック)と
さらなる新形而上絵画として自己流の発展という
ある意味逆方向が同居した時代の絵画
また舞台衣装や彫刻など、
独特の世界を示して終了
キリコの作品をまとまった形で見る事は
今後も滅多にないと思うので
この世界に興味があれば是非
客の入りは土日祝日は予約制という事もあるのか
GWにしてはそれほど混んでいない
ただそれでも熱心な客はいるようで
空いているという事でもない
ある意味丁度よいという所だろうか
写真撮影、会場内は全面禁止
最近はサービススペースなどがあるのが普通になってきたので
この全面、というのは珍しい
GW後半、天気の良い日は上野散策ついでに
行かれると良いだろう