さて、今週始まった東博展示会

入るといきなり巨大なスクリーン。
8KCGで再現された原寸大の金色堂

最初に正面の全体像を俯瞰し

正面壇(初代清衡)

西南壇(二代基衡)

西北壇(三代秀衡)

の各壇をアップで紹介している

さすがにきれいな映像

 

おけらは先月平泉に行ってきたばかりなのだが

 

その時もそうで

建物全体をガラスで覆っておりそのガラスの外から見るので

ちょっと見えにくいところも多いのだが

この映像ではいろいろな細かい所を見られる

さて、中に入ると

その中央壇の仏像11体

阿弥陀如来三尊、地蔵菩薩6体、増長天立像、持国天立像

がガラスケースに覆われているのを見ることができる

意外と小さいなという感想

でも、こういう機会はもう今後無いから

じっくりと見物

特に各像の背後は平泉の展示では

金色堂の後ろに回り込む事はできないから

見ることができるのは貴重な機会

しかし現在、金色堂は中央ががらあき、という変な形で展示されているのだろうな

それはそれでちょっと見てみたい気もする

 

それと国宝の金銅迦陵頻伽文華鬘、中尊寺経も良い

出品リストを見るとほとんどが国宝、一部重文という感じで

さすがのもの

 

展示は入口のパネルを正面から撮る事も含めて

全面撮影禁止

ここまで徹底してくれたほうがむしろ良いと思える
 例外は出口にある金色堂の模型だけ

 

小部屋展示なので、ゆっくり見ても15分という所

平成館の本阿弥光悦か

明日から始まる都美館のアメリカ印象派展の

ついでにというのが良いかと思う