今回は、登場人物それぞれの『忘れえぬ人』が語られたり、出てきたりしましたが、

乙丸の『忘れえぬ人』に一番泣けちゃいました(´TωT`)

そうだったんだ。乙丸。

どんなことがあっても、この家に、まひろの側にずっと仕え続けたのは、かつてまひろの母、ちはやが殺されたとき、何もできなかった自分の事を悔いたのと同時に、そのときから、まひろだけは必ず守る、と誓ったからなんだ。

多分、乙丸にとって、ちはやは恋愛対象とかではなかっただろうけれど、大好きな優しいお方様、だったんだろうな。

だから、その人が守ったまひろを守り抜くと…。

乙丸ぅ~~!!前回、ひどいことブログにかいちゃってごめんよ~(´TωT`)

その事に精一杯だから妻帯はしないと。

乙丸が自分の思いをまひろに伝えることができて良かった。(でも、まひろちゃん。表情には出てたけれど『近くにいても気持ちは分からないものね』ではなく、『ありがとう』と言ってほしかったなぁ)

そして、前回の続きの宣孝様

動揺しつつも

『忘れえぬ方がいても、良いのでございますか?』

との、まひろの質問に、

『良い!』

と、清々しく即答し。

『それも含めて、全てお前だ。まひろの全てを引き受けられるのは、自分だけだ。お前も楽になろう』

もう、本当に晴れやかにプロポーズするのね。この方は。

そして、何て深い愛。

宣孝様、人生経験も、恋愛経験もものすごく豊富なのだろうから、きっと、まひろの気持ちもすごく分かるんだろうな。

そして、うまく解きほぐしてあげられる

ちょっと『めぞん一刻』で、五代君が、惣一郎さんのお墓の前で『あなたはもう、響子さんの一部なんだ。だから、あなたを引っくるめて響子さんをもらいます』と言ったシーンを思い出してしまった(分かる人だけ分かってくだされ(^o^;))

最後のシーンでも、帰京を催促する宣孝様のラブレターもらって、まひろちゃん、笑ってたしね。

狂おしいほど熱い、男女の恋愛の感情はなくとも、やはり、まひろちゃんを気楽に笑わしてくれるのは、宣孝様だけかもしれない。


(でも、この直前に、さわちゃんの訃報が…(;ω;)さわちゃん…まひろこ結婚をある意味背中を押してくれた形にはなったけれど…二人で、きゃー( 〃▽〃)って言って再会してほしかった…。)


そして、周明

まひろちゃんを虜にして、道長に文を書かせ、宋との交易をひらかせようとしたけれど、それを見破られてしまい。

それならば、と割れた陶器の破片を突きつけて脅しましたが、まひろの強さと心の傷を知ってしまい、自分の醜さを晒してしまった彼は、もう、まひろに会えなくなってしまった。

心の底では、まひろが好きだったから

無邪気で好奇心旺盛で、でも、過去にたくさん傷をおっていることもわかって。

それでも強く生きている彼女をますます好きになってしまって、もう、これ以上は巻き込めないと思ったんだろう。

『朱』もそんな周明を責めず

『お前の心から、彼女が消えると良いな』

と言ってくれるのは、優しい

まひろは周明の『忘れえぬ人』に、なった訳だけれど…訳だけれど…。このキャラクター、物語上、必要だったか?!いや、宣孝様の、嫉妬とプロポーズを早めるためには大事だったかもしれないけれど……さ…ゴニョゴニョ。

一方、都では。

詮子様今度は本当に病に臥してしまって。

で、彼女の病平癒を祈するため、色々な方面に恩赦を与えることになり。

伊周、隆家も都に戻ることに。

(でも、詮子様は伊周が険しい顔でこちらを見ておる、とうなされていたわけで、その本人を帰京させるとは、どういうことよ?とちょっぴり思ってしまいました)

戻ってきた隆家は過去の恨みもいざこざもどこへやら、あまりにもケロリとして道長と対面しているので『この人、都の雅ぃ~な生活にうんざりして、あの、誤射事件、わざとやったんじゃね?』と思ってみたり。(か、やはり、脳ミソ筋肉なだけなのか。でもお前さんのせいで、兄上も、姉上も、母上も大変なことになったんだからなー💢)

そして、道長も、斉信にしてやられた、みたいなことをいっていて疑惑を持ち。

一緒にいた明子様

『頂点にいる方は、疑うこともされませんと。父は良い人すぎて、失脚してしまいましたから』

何て道長にいってみたりして。

こうして道長はだんだん闇落ちしていくのか?

明子さまは今回の発言と言い、兼家パッパを呪い殺した過去もあるし。

うん…彼女の笑顔がなんだか怖くてね。

どうも私には『道長にぞっこん』なのも、実は芝居で、闇落ちさせて没落させるのを狙っているように見えるのです。

道長が、倫子さまより明子さまに、心を許しているのも、なにか、その伏線なのでは?と思ってしまう。

そしてそして、『忘れえぬ人』定子様を再び招き入れた一条天皇

定子様も御上に娘を見せることができて、涙ぐんでたし。

多分生まれたて我が子を育てながら、夢に見た光景だったのだろうな…。(しかし、この赤ちゃん、かわいすぎる!!睫毛、長っ!!)

美しすぎるお二方…。

でもさ、御上

いくら嬉しすぎるからって、政、おざなりにしてはいかんよ(´Д`|||)

政、しっかりやれば、まだ、道長も100万歩譲って多めに見たかもしれないのに。

互いの逢瀬のシルエットが美しくもあり、うしろ暗さを表しているようでもあり。

これが、彰子入内の伏線になるのでしょうね。

来週は、もう、ぐちゃぐちゃに色々なことがありそうですが、宣孝様、まひろとの結婚報告をしているあなたの前にいるのは、道長なのかい?あなた悪い男だねぇ( ̄▽ ̄)✨ホメテマス