比叡山焼き討ち。
この歴史に悪名を残した信長の行為の裏で、秀吉たち自身の、苦渋の決断も描かれていました。
と、いうか、今回、物語の前半と後半で、振り幅が激しすぎて(T_T)。
妹が嫁いだ浅井を攻める葛藤と辛さに苛まれてか、寂しそうな顔で闇夜を見つめていた信長でしたが、そこに、二匹の猿⋯もとい信長を慰めようと猿メイク🐒をした豊臣兄弟が訪れ。
しかし、部屋の中にはすでにベロンベロンに酔った
柴田様がいて。
そうかと思ったら、酒やつまみを持った重臣たちが次々と。
皆、ノッブを元気づけようと、集まった模様。
みんな恐れつつも、ノッブが大好きなんじゃん。
こんなに『カリスマと恐怖で従わせているのではなく、みんなから愛されている信長』初めて見たかも。
かくしてどんちゃん騒ぎの宴が始まったのですが、寂しそうだったノッブもこの時ばかりは楽しそうでした。(酒瓶一気!)
皆に囲まれている信長とは対照的に、お市とただ二人、闇の中に佇み、討死した家臣たちを悼む長政の顔は暗く。
『ざまあみろ』は負け惜しみだね⋯。
その後、小谷城攻めの重要地、宮部城城主、宮部継潤を、調略せよ、との命が豊臣兄弟に下され。
(作戦会議の時の豊臣兄弟と半兵衛、小六のひっくり返りはなんなのよw)

宮部継潤は、調略を受ける条件に、秀吉の血縁の子を養子にと望んできます。
子供のいない秀吉と小一郎の血縁の子供、と言えば姉、ともの子、万丸しかおらず(弟はまだ赤ちゃんなので)、当然ともはこの申し出を拒絶します。
浅井朝倉、さらに味方についた比叡山VS織田軍の、戦いになったため、将軍義昭が間に入って和睦がなり、一旦はこの宮部継潤の調略話はなくなり、ことは収まったかに見えたのですが、この戦はそう簡単に収まらず。
なおも織田軍に従わない比叡山に、信長はとうとう焼き討ちを仕掛けることなり、やはり、宮部継潤を抑えるために万丸を養子という名の人質に出すことに。
比叡山を攻める。
それは山に籠る僧兵たちだけではなく、そこに逃げ込んだ女子供も殺すということ。
秀吉は信長の命に逆らうこととはわかっていながら、『自分はこんな事をするために侍になったのではない』と、やはり丸腰の女子供を手に掛けることはできず、そのまま外へ逃し。
しかし、光秀は手にかけたくない気持ちはあるものの、命令に逆らうことはできない。
なぜなら、将軍義昭に、『お前は信長の家臣になって、織田家をを内部から破壊する毒となれ』と、命令を受けていたから。
すでに信長はこの度の浅井朝倉、そして比叡山が歯向かうのは義昭が裏で糸を引いているのではないかと疑いはじめている。光秀は、信長の信用を勝ち取るためにも手を下さなければならない。
背後には炎、足元には女子供の無数の骸の中に佇む光秀の顔は迷子になった子供のように悲しい顔をしてました。
それなのにね!
そうまでして役目を全うした光秀に、義昭はひどいのよ。
女子供を手に掛けた光秀を責める責める(T_T)
光秀が、↑に挙げたような理由を告げると
『ワシのせいだというのか?!』
ワシの『せい』って言うんだよ。ワシの『ため』ではなく。
光秀に勝手に失望しているけれど、自分の手を血で汚しもしないで高いところにいるだけの、お綺麗な身のあなたにそんな事言う資格はないと思うけどなぁ。
怒るなら自分でノッブに文句を言えや💢
『やはり、そなたを信長の元へやったのは間違いであった』
間違いってなんやねん💢
戻ってこい、そう義昭は光秀に告げたのだけれどね。
そうは問屋が卸さず。
此度の比叡山焼き討ちの報奨で、信長、光秀に城を与えちゃった。
こうして光秀は、義昭のもとに戻るに戻れなくなり、義昭は織田への恨みと嫉妬、光秀の裏切り(と、本人は思っている)に燃え上がっちゃったわけなんだけど。これ、板挟み過ぎて、光秀、おかしくなっちゃうわ(-_-;)信長からは真綿で首を絞めるようにじわじわとやられ、義昭からは剣山でバシバシやられているよう。⋯本能寺への道がまた出来上がっちゃった。
一方、小一郎は比叡山へは行かず、万丸を養子に出すことを説得するため、姉のともと対峙することに。
ともは一回この事を断っており、当然今回も可愛い我が子を手放すことを承知しません。
『もう、儂らは百姓ではなく侍になったんじゃ。守られる側から守る側になったんじゃ。』
そう、ともを説得する小一郎。
守る側になったワシらは、一人でも世の人が助かる道を選ばなければならない。
弱いものを守れる侍にならなければならない。
人質などなくてもみんなが笑って暮らせるそういう世を作る侍になる。
だから、万丸を託してくれ。
そして、
『ワシは武士になっても、何ということはできなかったが、万丸は(宮部継潤のところへ行くことで)多くの人を救うことになる』
という涙を流しながらの弥吉さんの覚悟の説得もあり、ともは万丸を手放す決心をするのです。
この、宮部継潤の、調略。
結果的には、秀吉自身を救うことにもなり。
比叡山で『撫で斬りにしろ』との信長の命に従わなかったことはバレており。
あわや切腹、の場面だったのだけれど、秀吉の行為が、宮部継潤の、知人も助けたらしい。
大事な甥っ子と、知人を助けてくれたことに秀吉の誠実さを見て、宮部継潤は信長側につくことをら決断したと。
万丸、たくさんの人の命ばかりか、秀吉の命も救っちゃったよ。
このまま、すくすく成長して、⋯⋯⋯う、ぅぅ(あれ?涙が)
3ヶ月後のともちゃん夫婦と宮部継潤の対面も良かったなぁ。
万丸を心配するあまり、腹巻(腹当?)を私、眠れない時の花摘み唄やら何やらいろいろお願いしてしまうとも姉ちゃん。可愛い盛りで我が子を手放した母心だよね。
そんな心配そうなともに宮部は微笑みながら
『この3ヶ月、万丸は一度も泣いていません。かか様につよい男になれと言われたから』
伝えるのです。
あんな小さい子が、母の言いつけを守って、健気に振る舞っているかと思うと、とも姉ちゃんでなくとも泣けてしまう(T_T)。
幸い宮部は、よい人そうだし、この後、活躍するようだし、たぶん、万丸は、大事にされてるよね。
それにしても、慶ちゃんは何してたんだろう⋯?
予告はなかったですか、次週は『小谷落城落城』
CMでのお市ちゃんの、凛とした表情が印象的でした。