タイトルをみると、壮大なことを語っちゃうような感じなのですが。そうではないのです

先日あった、 外国のお客様の話。

私、書店で働いているのですが、最近、インバウンド効果で、本当に外国の方が多いのですね。

で、そのお客様に、スマホアプリで問い合わせされました。

『私の物語、と言うコミックはありますか?』

『………??(^o^;)』

私、聞いたことないなぁ…。

パソコンで検索しても、コミックではヒットしない、出てくるのは、元大統領のオバマさんの奥様が書いた本ばかり。

これが、コミックにされたものが発売されてるのかなぁ?

と、こちらもスマホで(^_^;)聞き返しても、どうも話がちぐはぐで。

ひょっとして、アプリだと直訳されちゃうから、本のタイトルは『my story』とかかな?とか思い探してみても…ない

『……?』

作者さんを聞いてみても、うちの店では電波状況が悪いらしく、お客様が一旦外に出て、調べて、また、店に戻ってくる、のを繰り返してもらい、行ったり来たり💦。

他の店員に聞いても、わからないと言うし、もう、ごめんなさいするしかないのかなぁ…( ;∀;)でも、こんな遠い異国まで来て、その本を探しているなんて、相当そのコミックが好きに違いない。

でもね。

画像を見せてもらって(最初からそうすれば良かった💦)一発でわかりました。

なんだったと思います?

『俺 、物語』

↓これ

 

鈴木亮平さんが主演で実写化もされ、本当に面白い、ラブコメ!私も大好き

そうかぁ、アプリだと『俺』が、『私』になっちゃうし、間に『の』入っちゃうのね。

日本語って、一人称だけでもやたらたくさん種類があるし、(わたし、俺、ぼく、わたくし、わし…などなど)本当に、なんて難しい言語なんだ。

で、画像を見せていてだいた私は、

『これ?これですか♪( ≧∀≦)』

と、わかったことが嬉しくて、小躍りするようにそのお客様を売場に案内しちゃいましたw

お客様、全巻買っていってくださいましたよ♪

私、英語はまっったく喋れないので、外国のお客様がみえられると、かなりプレッシャーなのですが、それでもね、単語の羅列とスマホと身振り手振りで、なんとかね(^_^;)

一緒に働いている人は、『郷に入っては郷に従え、向こうが、日本語しゃべればいいんです~よ』といって、頑なに、英単語も、自分のスマホも使わないで、日本語で対応するけれど(でも、それって、どうなのよ💧)

私がこの人たちの、日本での嫌な思い出になっちゃこちらも申し訳ないじゃないですか。

だから、お互いが通じたときに、本当に嬉しいやら、ほっとするやら。

でも、日本人だと思って対応して、アジア系の外国のお客様で、第一声が英語だったとき、不意打ちを食らったように、頭、真っ白になっちゃう、おばちゃんであります。