ついに、三郎が『道長』であることがまひろにわかってしまった今回。

本当に『わかってしまった』

三郎は、自分から『道長』だ、と言おうとしていたのにね。

こんな形でまひろにばれてしまった…。

しかも、舞姫の衣装を着てあんなに美しいまひろがいたのに、道長、居眠りしていて気づいてないっていう…。

市井の人とおもっていた三郎が右大臣家の御曹司で(しかも、姉ちゃん先の女御だし、今のところ国母となることは約束されているし、甥っ子は東宮だし)、しかもしかも、自分がもっとも憎んでいるミチカネ(道兼)の弟。

そりゃ、情報がありすぎて気を失いもするよね。

しかし、為時パッパ、(見分上)断れないとはいえ、花山天皇の前にまひろとゃんを出すことになって、心配じゃなかったのだろうか…。

倫子様も、『竹取物語』の話で『かぐや姫は身分の高いものにも諂っておらず、颯爽としていて格好いい』と言ったまひろに対して『私も左大臣家の娘ですけど…』とチクり、と言ったり、入内を拒む理由を理論整然と言ったり

かと思ったら、まひろに『五節の舞姫で『花山天皇の前に出る、ということはどういうことなのか』を正直に伝え足りもしたり。

機転が利くのはもちろん、正直。そして、なんとなく腹黒そうでもある。頭はめちゃくちゃ良さそう。まひろと違った意味で。

今回も、個性豊かな登場人物ばかりで、観ていて楽しいのですが

ただ1人だけ。

『こいつやっぱり嫌いや(-""-;)』(注・誉め言葉です)

という人物がいます。

兼家

本当にこの人は『自分の出世欲』なのよね。

そのために、娘が辛い思いをしても、どうってことはない。

娘も息子たちもみんな自分の駒。

詮子様は、自分の息子は父上には任せないと言ったけれど、それは正解なのかもしれない

だって、孫でさえもいうことをきかなかったら、毒盛りそうだもの。

それにしても詮子様

何度も何度も冷たくされても、帝に一目会いたいんだよね…。

本当に帝を慕っていて、ただ尽くしたいだけなのに…お痛わしすぎる((T_T))

道隆兄ちゃんも、『民に今度の帝は帝足る資格はない方、云々の、噂を流しまする』

とか、姉ちゃんが泣き叫んでるのに

『これで父上と我ら三兄弟の結束は強まりました』って、兼家に毒されとる、毒されとるよ(´Д`|||)

あんなに優雅で優しげなのに、考え方はこんななんだ。

そんな父や兄たちを道長は、軽蔑の眼差しで見ているけど。

彼は後々変わるのか、このままで権力を手にしていくのか…?

それにしても、ついに『花山天皇即位』

ちょっと世間知らずかもしれないけれど、政には意欲あるこの帝。(いや、自分の名声を高めたいだけ、かもしれないけれどね)

でも、でも…。

その日曜8時台にふさわしくない

寵姫の手首に巻いてる布はなんなんですかー

!!!w