今回は、ですね…(._.)

えー…クスン…えーと…(;_;)

クスン、クスン…~~!!(;O;)

蒲殿と大姫が退場しちゃったよおおおおお。゚(゚´Д`゚)゚。

史実の通りなんだけどさぁぁぁぁ…!!

うわぁぁぁぁぁぁぁん・゚・●| ̄|_

 

蒲殿。

最期までよい人でした。

『夫は今、風邪で臥せっております』と、比企館でみえみえの嘘で門前払いを喰らった際も、全てを悟り、一言も文句をいわず

『風邪には寝るのが一番。お大事に(^ー^)』

と相手を気遣ったり、

頼朝に詰問された時も

『比企殿は、(今回の件は)一切関わりはござらん』

自分が頼朝に疑われる原因を作った張本人、比企能員さえ庇い…。

大江殿もさぁ…、折角蒲殿が頼朝に謀反を抱く気はない、と書いた起請文をさぁ

『一生、鎌倉殿に尽くすということは、源氏の直系の血筋は捨て、御家人になるということ。しかし、この起請文の最後の署名には『源』範頼と印してある。これは、臣下に下る気はないとの証拠!』

と、重箱の隅をつつくようないちゃもんつけなくたって、いいじゃないのさぁ(ToT)

そんなことで

『申し開きをしてみよ!』

と、圧かけられてもさあ。

もう、この人には何をいっても、どうにもならない、と

『もう、結構です』

絶望で返すしか、ないじゃないのさぁ

蒲殿が、蒲殿が可哀想すぎる…(´;д;`)

それでも、蒲殿腐らないでさ、流された修善寺で、地元の人と、楽しそうに畑仕事してたのに…

善児に暗殺されちゃった…(|||´Д`)

もう、この人は、この作品中で、何人手にかけてるのよ…。

画面上隅っこに登場して

『すぅーーー( ゚ 3゚)⚔️』

って通り過ぎただけなのに、次の瞬間、振り替えると人死んでる…。

(でも、女の子を助けた訳は、なんだったんだろう…。生かしていても、問題はない、と思ったのか、何かが心の中で芽生えたのか…)

頼朝に心を込めて尽くし、色々な人から慕われていた蒲殿。

誇りをかけた自害でもなく、本当に静かに、静かに、殺されてしまった…(;Д;)

 

そして、大姫。

なんて儚いんだろう…。切ないんだろう…。

折角、巴(と和田殿)のお陰で、前を向いて生きよう、と思えたのに、頼朝の野望と丹後局のプライドと強烈な叱責に心を粉々に砕かれてしまった…。

入内じゃなかったら、元の一条殿の所に嫁ぐのだったら、心も壊れずに穏やかに過ごせたかもしれない…。

彼女が言い出したことだけど、その言葉に野心が芽生えてしまったまわりも、彼女に無理をさせてしまった…。

病の床につき、死期を悟った大姫が政子にいった言葉も切なかった…。

『私の好きに生きていい…ということは、好きに死んでいい…ということ…?死ぬことは怖くないの…むしろ死んだら…義高様にあえるのだもの…楽しみだわ…』

初恋を貫き通し、初恋に一生とらわれてしまった大姫。

ついに変わることができなかった大姫。

彼女の亡骸は、透き通るように白い、可憐な花のようでした。

 

しかし、そんな娘の亡骸をみても、権力と猜疑心に蝕まれてしまった頼朝の頭は狂っているようで。

娘に先立たれてしまい、うちひしがれる政子の隣に寄り添い、手を握り一緒に悲しむか、励ますのか、悼むのかと思ったら、彼の口からでた

『わしはまだ、諦めんぞ…!義時、三幡(大姫の妹)の入内をすすめよ…!』

という言葉に、政子も義時も、そして、視聴者までも唖然とし…。

焦っていると政子がいったように、頼朝は自分の死期を感じているのでしょうが、それにしたって、ひどい…。狂ってしまった。

大姫が死んだのも、蒲殿が呪詛したからだ!と、訳のわからない思考になって、尽くしてくれた弟を殺しちゃうし…。

悪いのは蒲殿ではない。

心から尽くしてくれた人たちを粛清しまくった、全部あんたの(頼朝の、もしくは『大泉』の)せいだから!!!大姫じゃないけれど、その人たちの怨念が、頼朝について凝り固まってるのよ!!

政子が

『もう、二度とこんな思いはしたくない…』

と呟いていたけれど、史実の彼女のことを考えると…辛いなぁ…(;_;)

今回、救いだったシーンは、一つは全成さんの、イタコのシーン。

義高を思い、他の人に嫁ぐことを頑なに拒む大姫を何とかしようと、全成さんが、呪術によって義高が憑いたフリをする、というもの

『私を思ってくれるのは嬉しいが、そのために私は極楽にいけない( ・∇・)✨』

声も高く、キラキラの笑顔で告げる全成義高w

姫に私のことは忘れ幸せになってほしい、と。

結局、大姫の計略によって嘘は直ぐばれてしまうのですが、誤魔化そうとして、紫式部の真似をしようとする全成さん…芸達者だな…全成さん(^_^;)

もう一つは、巴とのシーン。

義高の顔が、声が、思い出が、歳を重ねるごとに、記憶から薄れていくことが怖い…と巴に義高の話をせがむ大姫。

しかし、巴は義高の話はせずに、自分のことを話すことに。

自分は義高の父親の義仲に、身も心も捧げた。義仲は密かに自分の思い人だったと。

義仲が、死んだ時に、自分も生きていても仕方がないと思ったが、和田殿に救われた。

和田殿は自分を大切にしてくれて、あの時、死なないでよかったと思った。

私は全然後悔していない。

姫が義高のことを忘れつつあるのは、義高が、もう、自分のことは忘れて、前をみて生きろ?ということなのでは?

優しく微笑む巴。

彼女は本当に幸せそうで。

和田殿、餅を食いすぎて、巴に怒られていたけれど、それさえも、二人仲がよさそうで。

和田殿、巴を幸せにしてくれて、ありがとう~(;_;)

同じおもいをした、巴だから言えるこの言葉。

繋がり眉毛もなぜか離れていて(!)、ますます美しくすてきになった巴さんでした。

 

三幡の入内話も出てきたということは、来週は、いよいよ頼朝が『退場』なのでしょうか?

まだまだ夏前なのに、展開が…早い…( ´;゚;∀;゚;)

最終回まで、もつのか?もつのか?!

視聴者のメンタルが!?

頑張って、見続けたいとおもいます。

それにしても、今回出てきた関さん。

すごく悪そうだったなあ(^_^;)