<この青い星に生まれた奇跡>

 

今いる場所は小さな部屋の中

そこから私の意識は飛び出し

 

青い空を突き抜け

無数の輝く星がきらめく

静寂な場所にいく

 

下を見ると青い地球が見える

 

何と美しく綺麗な星

何と平和で

狂いのない営みがあるのだろうか

 

闇のような空間の宇宙にも、

 

さまざまな発色の星たちが

自分の存在を主張している

 

そこにいる自分は

あまりにも小さく頼りないものに感じる

 

でも、大きな安堵感に包まれる

 

身体の感覚も

頭の中も

 

そして波立つ心さえも

 

いつの間にか

静かになっていく

 

いつもの生活に戻ることに

抵抗を感じるのは、

 

ここには大いなる愛があるからだと思う

 

地球は青くステキなのに・・・

 

それを忘れさせてしまう雑音に

かき乱される心

 

宇宙から見た地球のように

自分もなりたい

 

いつの日かなれるかもしれない・・

そう思うことで、

 

地球の美しさを感じられる

 

この大きな壮大なストーリー

果てしなく続く命の営み・・・

 

私たちは、

その真ん中にいるけれども

 

見るのは、

 

マグマのような燃える強い地球の中心と

遠く宇宙から見た

 

美しい形と青色の

清楚で清らかな愛あふれる地球

 

私はこの部屋の小さな小さな一角にいながら

 

いつでも、

宇宙の果てまでも行ける

 

戻ってきたら

また普通に、

現実のたわいもないことに

意識を向けて生きている