芸術セラピストの楓子です☆
昨日今日と、横浜めっちゃ寒いでーすよー![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/124.gif)
ガクガクブルブル、皆様、あったかくしてお出かけくださいね。
さて、今日のテーマは・・・
ずっと書きたいと思っていた『白雪姫』の真実について。
長文になりますので、今のご自分に必要ないと感じたら、読み飛ばしてくださいね。
ディズニースーパーゴールド絵本 白雪姫/森 はるな
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皆さん、白雪姫のお話ってどうだったか覚えています?
ちょっとあらすじを整理してみましょうか。
+++++++++++++++++++
王妃様の忘れ形見の白雪姫は、王妃様が願った通り、とっても綺麗な女の子に成長。
しかし、白雪姫の継母となった鏡の女王は、自分より綺麗な白雪姫が許せなくて、
何度も殺そうとします。
そして、最後は鏡の女王の策略で、毒入りリンゴを食べてしまった白雪姫は死んでしまいます。
しかしそこに王子様が現れ、王子様のキスで白雪姫は蘇ります。
その後その王子様と結婚し、白雪姫は幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
+++++++++++++++++++
こんな感じでしたよねー。うーん、ファンタジーック。
・・・でもね、実は真実は違ったんです。
鏡の女王
実はこの方、
本当は白雪姫の実のお母さんでした。
継母ではありません。
ショッキングですね![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif)
そもそも、グリム童話とは、グリム兄弟が様々な地域に昔から伝わる民話をまとめたものです。
日本昔話みたいなものですね(笑)
そしてね、実際にグリム達が伝え聞いた白雪姫のお話では、本当は鏡の女王は
実母
だったんですって。
それが、なぜ「継母」となってしまったのか?
実はグリム童話の初版では、きちんと鏡の女王は実母設定だったそうです。
でも、グリム兄弟はもともと熱心なキリスト教信者。
キリスト教の教えとして、両親の言動は絶対ですし、
何よりお母さん=聖母マリアの存在として、
彼らの中ではインプットされていました。
だから、実母が実の子供を殺そうとするなんて、そんなことがあってはならないと、グリム兄弟は思ったそうです。
更に言うと・・・
普通の『白雪姫』の物語では、最後は王子様と結婚してハッピーエンドになっていますが、
実はそうではない。
なんと!王子様との結婚式に、白雪姫、わざわざ鏡の女王を招待します。
そしてそこで鉄の熱い靴を履かせて踊らせて、死ぬまで脱がさないという、
処刑
を鏡の女王に下します。
つまりは、本当は実の娘が、実の母親を復讐のために殺すというお話しになっていたんです。
でも、そこもグリム的にはあってはならないと思った。
子供は親に歯向かっちゃダメという教えを聞いてきたから。
だからグリム兄弟は、二版から、鏡の女王を実母→継母と設定を変更したんです。
これを知って、私は昔から続く、母娘関係の悩みと難しさを実感しました。
私達の心には、やっぱり幼い頃から、
「家族を大切に」
「親の言うことは絶対」
「家族は愛するべきもの」
というように、インプットされています。
でもね、それが時として鎖になってしまうときがある。
例えば、幼い頃に親から殴られたり、叩かれたり、精神的にいじわるを言われたりした経験がある場合、
自分に、本当は「そうされるのが辛かった」「苦しかった」「悲しかった」「怖かった」
という思いがあっても、
その気持ちをわざと抑え付け、押しつぶしてしまうことがある。
家族のことを悪く言うと、他人から批難されてしまったり、
自分がこんなふうな仕打ちを親から受けたのは、自分が悪かったからじゃないかと、
自分を責めてしまったり・・・
・・・
確かに、どんな思いをしても、家族への愛に溢れている人、
許せる人は凄いと思う。
でも私は、別に心が今、そう思えないのに、
無理して「許そう」とか、「愛そう」とか、思わなくて良いと思う。
それって、自分を偽って言い聞かせていることになっちゃうよね。
まずは、幼い頃から感じ続けてきた、心の中の怒りや悲しみの気持ち。
それを大切にしてあげて良いんじゃないかな?
そう感じている自分を、
まず認めて許してあげること。
それが、真の許しと愛への近道だと、私は思います。
無理しないでね。
ありのままのあなたで良いんだよ。
あなたが望めば、
許せる日が、心から愛せる日が、きっと来るから。
今日も最後まで読んでくれてありがとう![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
ラファエロの世界/著者不明
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+++++++++++++++++++
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しかし、白雪姫の継母となった鏡の女王は、自分より綺麗な白雪姫が許せなくて、
何度も殺そうとします。
そして、最後は鏡の女王の策略で、毒入りリンゴを食べてしまった白雪姫は死んでしまいます。
しかしそこに王子様が現れ、王子様のキスで白雪姫は蘇ります。
その後その王子様と結婚し、白雪姫は幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
+++++++++++++++++++
こんな感じでしたよねー。うーん、ファンタジーック。
・・・でもね、実は真実は違ったんです。
鏡の女王
実はこの方、
本当は白雪姫の実のお母さんでした。
継母ではありません。
ショッキングですね
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そもそも、グリム童話とは、グリム兄弟が様々な地域に昔から伝わる民話をまとめたものです。
日本昔話みたいなものですね(笑)
そしてね、実際にグリム達が伝え聞いた白雪姫のお話では、本当は鏡の女王は
実母
だったんですって。
それが、なぜ「継母」となってしまったのか?
実はグリム童話の初版では、きちんと鏡の女王は実母設定だったそうです。
でも、グリム兄弟はもともと熱心なキリスト教信者。
キリスト教の教えとして、両親の言動は絶対ですし、
何よりお母さん=聖母マリアの存在として、
彼らの中ではインプットされていました。
だから、実母が実の子供を殺そうとするなんて、そんなことがあってはならないと、グリム兄弟は思ったそうです。
更に言うと・・・
普通の『白雪姫』の物語では、最後は王子様と結婚してハッピーエンドになっていますが、
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でも、そこもグリム的にはあってはならないと思った。
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だからグリム兄弟は、二版から、鏡の女王を実母→継母と設定を変更したんです。
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私達の心には、やっぱり幼い頃から、
「家族を大切に」
「親の言うことは絶対」
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というように、インプットされています。
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という思いがあっても、
その気持ちをわざと抑え付け、押しつぶしてしまうことがある。
家族のことを悪く言うと、他人から批難されてしまったり、
自分がこんなふうな仕打ちを親から受けたのは、自分が悪かったからじゃないかと、
自分を責めてしまったり・・・
・・・
確かに、どんな思いをしても、家族への愛に溢れている人、
許せる人は凄いと思う。
でも私は、別に心が今、そう思えないのに、
無理して「許そう」とか、「愛そう」とか、思わなくて良いと思う。
それって、自分を偽って言い聞かせていることになっちゃうよね。
まずは、幼い頃から感じ続けてきた、心の中の怒りや悲しみの気持ち。
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まず認めて許してあげること。
それが、真の許しと愛への近道だと、私は思います。
無理しないでね。
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あなたが望めば、
許せる日が、心から愛せる日が、きっと来るから。
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