【アート展】ルノワールとパリに恋した12人の画家たち | ふうこの★アートでセルフセラピー★

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アート(芸術)は心のセラピスト。
私はカラー、パステルアート、歌や演劇などを通して癒されてきました。

こちらのブログでは、セルフセラピーとして描いたオリジナルアートやぬり絵、そして様々なアートにおけるヒーリング効果についてを私の視点から発信しています。




大好きなルノワールを観に、

横浜美術館へ行ってきました*\(^o^)/*



ルノワールのピアノシリーズは多分ほぼ観てるのだけど、


この作品がやはり一番好きかも♡



ルノワールの絵は観ていると幸せになります☺️


本当、この色彩感覚素晴らしいと思う。



そして今回の展示で一番心惹かれたのは、

こちらの作品。




タイトルは

「手紙を持つ女」


手紙の主は恋人なのかな?


女性がその手紙を読んで、

幸せそうな微笑みを浮かべているのがわかります。



かなり大きめの作品でしたが、

その前に立つと、この絵の中の彼女のワクワクが伝わってくるかのようで、


こちらまでホワアっとした幸せに包まれました。



改めてルノワールの絵の素晴らしさを感じた一作です。



他はモネやシスレー、マティスやセザンヌなど。


全体的に作品は印象派メインなのもあり、ライトな感じでした。


点数は少なめかな?

割とアッサリ観られます。



そして今回、マリー・ローランサンの作品を初めて生で観たのだけれど、


彼女の色彩感覚もスタイリッシュで素敵ですね✨




彼女が描いた、かのココ・シャネルの肖像画もありました。


でもシャネルは気に入らなかったそうで、折角描いたその絵の受け取りを拒否したそうです。


それで2人の仲は決別⚡️


あー、シャネルらしい(笑)


でも絶対生きていたら友達になりたくないな、シャネル😅



今回の美術展は収集家のポール・ギヨームが集めた絵画たちでしたが、


彼が早くに亡くなった後、


奥さんがせっかくのコレクションを再婚して売り払ってしまったそうで、


彼女の肖像画には


「彼女の社交性と傲慢さがよく現れている」


と書かれたりしていて、

ディスられているのが皮肉でしたσ(^_^;)



こうやって美術展で観る絵たちは、

沢山のドラマを秘めているんですね。


***


そして隣の会場では、

横浜港の開港160周年記念の展示が行われていました。


横浜港は、

日本の文明開化を象徴する場所。


やはりそんな異国とのコミュニケーションを表す浮世絵が多くありました。

(一部撮影OKでした)




そして、こちら↓の絵は、なんだか感動しました!






このリアリズム!

江戸時代〜明治時代初期ですよ?!



正直私は、リアリズムが日本に浸透したのは明治時代以降かなり経ってからだと思っていたので、


こんなに前から日本でリアリズムな絵が描かれていたことにビックリでした(O_O)



あと、ミュージカル『レミゼラブル』好きとして思わず撮ってしまったこちら↓



なんと、ジャン・ヴァルジャンだそうです!!



これはストーリーの冒頭で、

刑務所から仮釈放されたばかりの、

まだ心が荒みまくりの時のヴァルジャンでしょうねー。



『レミゼラブル』はユゴーの作品で、

日本の明治時代の初め位に描かれたものなんですが、


日本でも当時から読まれていたんですね!



そんなこんなで、盛り沢山の美術展。


気になる方は、

ぜひ横浜へどうぞ(*^o^*)



今日も読んでくれてありがとうございます!!