真のリーダーシップとは | ふうこの★アートでセルフセラピー★

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アート(芸術)は心のセラピスト。
私はカラー、パステルアート、歌や演劇などを通して癒されてきました。

こちらのブログでは、セルフセラピーとして描いたオリジナルアートやぬり絵、そして様々なアートにおけるヒーリング効果についてを私の視点から発信しています。

今月25日に、第九の本番が両国国技館であります。

先日、最後のマエストロ練習に行って参りました。

今回の指揮者さんは、
世界的に有名なマエストロ、大友直人さん。

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本当に愛に溢れた素晴らしい指揮をしてくださる方です。

そんな大友さんの指揮で歌って、

「この方は本当にプロだなあ。素晴らしいリーダーだなあ


と稽古で感じたので書きたいと思います。



リーダーとリーダーシップは似ているようで違います。


リーダーとは「集団の責任者という役職」のこと。

リーダーシップとは「みんなの先頭に立って舵取りをする能力」のこと。


リーダーシップがなければ本来はリーダーとは言えません。


私はリーダーシップのこの「舵取りができる能力」とは、ズバリ【愛】だと思うんですよね。


束ねる人たちに愛を持って接せられるかどうか。



世の中には怒りをぶつけることによって叩き上げて行くリーダーも多いけれど、

そのやり方は根底に相手に対する愛がないと、単純に相手を潰すパワハラになるだけです。


今回大友さんの指揮が素晴らしいなと思ったのが、まず根底に


「良い音楽を作りたいから、みんなに頑張ってほしいし、きっと出来るはず」


がとても言葉から伝わることでした。


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プロの指揮者にとっては、市民合唱団はやはりアマチュアですし、スキル的にもどかしい部分は大きいはずだと思います。


それでも私たちと同じ目線に立ち、良いところは褒め、注意点は正直に述べた後、「もっと良くなるはずです」と諦めずに愛を持って向き合ってくださる姿は、私たちのヤル気を引き出してくれます。


そして結果、想像以上のパフォーマンスを引き出せている。


それがスマートに出来るからこそ、この方はプロなんだなと私は心から感じました。



役者時代、色々な演出家さんも見てきましたが、良い演出家はやはり役者やスタッフさんに愛を持てる人でした。


でもたまに、リーダーではなく「ボス」になってしまう人もいた。


リーダーという役職の【権力】を振りかざして、支配することで集団を思い通りににさせようとする人。


時として権力が必要な時もあるかも知れないけれど、大抵そこにあるのは本人の独り善がりなエゴなので、結果良いパフォーマンスは引き出せないどころか、質が下がることが多い。


リーダーになるのなら、まずはリーダーシップを磨くことが大切なのだと心から思いました。


本当に、大友さんはリーダーシップを備えた素敵なマエストロです。

そのような方の元で今回歌わせていただけること、光栄ですキラキラ



両国国技館での第九の詳細については、

こちらをご覧ください。



先日のマエストロ稽古は、約2000人の合唱団でした。

当日はその倍以上になります。


声の厚みが物凄いです!


本当に感動しますので、

ぜひお越しください♫


今日も最後まで読んでくれてありがとうございましたラブラブ