自分の感情を人と比べて、「私は弱い」とジャッジしていませんか？

アートのチカラで”自分らしさ”に気づいて
自分が主役＜ヒロイン＞の人生を歩むサポートをする

元役者のココロ☆セラピスト　楓子（ふうこ）です。

突然ですが、あなたは、自分が傷ついたことに対し、
「私ってなんで弱いんだろう」と思ってしまうことはありますか？

私は、実はすごーーく思うタイプです。

ちっさい頃から、ちょっとしたことで傷ついてしまう自分を、弱い人間だと思っていました。

そう顕著に思っていたのが、20代にウツ病をやっていた時でした。
（うつ闘病記については＞＞こちら）

これって、メンタルが傷ついた上に、更に自分で

「お前はどうしてそんなに弱い人間なんだ！」

と非難するので、なんていうか、ダメージ２倍だよね（＾＾；
泣きっ面に蜂みたいな感じ。

私のセラピーに来る方は、やはりアートをやっている方が多く、

その分私と同じように繊細で、小さなことで傷ついた自分に対し、責めてきてしまった方が多くいらっしゃるのだけれど、

そういう人に限って、

ストイックでとても優しい方ばかり。

そう、傷つき易い繊細な方は、
自分に対しストイックで、人に優しい人が多いんです。

捉え方というものは人それぞれ違うもので、
同じ出来事でも、傷つく人と傷つかない人がいる。

生きる上では、傷つかないほうが確かに楽かも知れない。

でも、だからと言って

傷ついてしまった自分を責める必要は、

ない。

なぜかというと・・・

人と比べて自分が傷つき易いかどうかなんて関係なく、

あなたが「どう感じたか」が大事だから。

だってそうじゃない？

例え人にとっては他愛のないことであっても、

あなたにとってはとても大問題だった。

それはあなたにとって真実だし、
紛れもない事実。

同じ出来事で人が傷つかなかったから、傷ついた私はダメだなんて、
比べる必要はない。

あなたが”悲しい”と思えばそれは悲しいし、
”嬉しい”と思えばそれは嬉しいこと。

本当は悲しかったのに、「悲しいなんて感じちゃダメ！」とか、
本当は嬉しかったのに「嬉しいなんて思っちゃダメ！」とか、

凄く不自然だし、それは自分の感情を押し殺していることになってしまうよ。

まずはその自分が感じてきた本当の感情を、

自分で認めて、

自分でよしよししてあげない限りは、

多分あなたがなりたいと思っている、”強い人間”にはなれない。

まずは、その傷ついた自分の感情を自分で認めてあげない限りは。

感情が湧きあがったのは、あなたにとってその感情が必要だったからなんだよ。

だから、無視しないであげて欲しい。

傷ついたあなた自身に、目を向けてあげて欲しい。

そうしないと、当時のあなた自身がずっとその感情に囚われたままになってしまいます。

解放してあげるためには、
まず自分が感じた痛みや傷を、「弱い」と非難せずに、
真正面から受け止めてあげること！

私はそれをとても思っているので、アートのセッションで感情をきちんと味わい切るということをとても重点に置いています。

なぜ普通の心理カウンセリングではなく、アートを使うのか？

それはアートとは、

自己表現をするに辺り、

とても有効なツールだから。

言葉だけじゃ伝えられない感情って沢山ある。

むしろ言葉だけだと、人間ってウソをついてしまうこともある。
「こうでなくちゃならない」という思考が働きがちがから。

特に、自分にストイックな人は。

でもアートになると、ウソはつけないの。
なぜなら、思考よりも感情や感覚というものが優位になりやすいから。

ちなみに、表現が上手い下手なんて関係ありません。
学校での成績とは違うから。
技術が大事なのではなく、

あなたがアートを通して、

どのように自分の気持ちと対話しているかに

気づくことが大事です。