自分を責めたくなるのは●●だと思っているから

アートのチカラで”自分らしさ”に気付いて、
自分が主役＜ヒロイン＞の人生を歩むサポートをする

元役者のココロ☆セラピスト　楓子です

先日、

やり方を間違うと、自己啓発やスピリチュアル思考は、

益々自分の感情を押し殺すイイコを作り上げてしまう

という記事を書きました。

この記事とこの記事です。

そして、この記事を読んでくれた読者さんから、
こんな感想を頂きました。

嫌なことがあって自分を責めて凹んだ後、
頑張ってポジティブマインドなどの本を読み漁るものの、
やはり出来ないことを繰り返していた。

そしていつしか、自己啓発などの本を

「私はダメだからね」

と、逆に自分を余計に責める材料に使っていたことに気付いた

うんうん。わかるわ。

世間一般で、

『これこそが人として良い在り方』

として提唱されることが出来ないと、

自分を余計に責めてしまうこと。

なぜなら、自分がイイコでなければ

【周りは自分を認めてくれないはずだ】と思ってしまっているから。

自分の感情を押し殺して、人の目を気にするイイコは、
過去に「イイコでないと捨てられる！」と感じる何かしらの経験があったかと思います。

・・・例えば、テストでいい点数を取れなかったとき、

「こんな点数を取る子はもううちの子じゃありません！」

と親に言われたことがあったりとかね。

こんなこと言われたら、
自分がイイコでないと、相手は私を認めてくれない
と感じてしまうよね。

・・・特に自分にそう振舞ってくる相手が、自分が大好きな人の場合は、
（家族の他に、恋人や友人など）

好きだからこそ、相手を喜ばせたいと思うし、
そうしないと、自分が嫌われてしまうのではないか？と余計に思うでしょう。

でも、それが根付いてしまうと、

イイコでない自分はダメだ

人の期待に応えられない自分はダメだ

になる。

そうなると、イイコ像から自分が離れたと感じたら、
強迫的に責めるようになるのです。

・・・そしてね、実は自分を責める時は、
こんな思いもあったりもする。

悪い自分には、先に自分で罰を与えます。
だからお願い、みんな、
私のことは攻撃しないで。

『一番の恐怖は、
人に自分の存在が認められなくなること。

それを避けるためなら、
自分で自分を罰したほうがまし！

みんなお願い、私のこと、嫌わないで！
悪い自分には自分で罰を与えるから。』

こんな切実な心の叫び。

これらが、自分を必要以上に責めるメカニズム。

・・・このメカニズムから脱却することは、なかなか大変かも知れない。
だって、これまで自分に作り上げてきた習慣の一つだから。

でも、絶対これから抜け出す方法があると思う。

その一つが、ポジティブじゃなくても、
自分の本当の感情を無視せずに認めること。

人がどうこう思うからじゃなく、

自分が今、どう感じているかに向き合うこと。

ネガティブな感情が溢れても、それにフタをしないで。
いいんだよ、だってそれが、今の自分の本当の感情なんだから。

もうイイコになろうとしなくていいよ。

罰さなくていいよ。

十分あなたはイイコなんだから。

そう私は、自分にも、あなたにも、伝え続けたいです。

今日も最後まで読んでくれてありがとう