1.「TOEIC英語」と「生きた英語」のはざまで・・・

前回の記事でも引用した二つの音声。

もう一度聴き比べてみたいと思います。

 

(著作権侵害対策から、Google翻訳の音声を出力していますが、似たような感じです)

"Ah, because they have the most people."

 
(下記のリンクの41:35~の部分を30秒ほどご覧ください)

▼ホロライブEN Watson Amelia の配信

 

it makes me so nervous, because even when I speak English

 

 

両者とも"because"という単語が発音されていますが、

その発音のされ方に明確な違いがあることに気がつくと思います。

 

前者ははっきりとコウズ」と発声されているのに対して、

後者はズ」とほとんど流して発声されています。

 

無理やりスペル化するとするなら、

前者は[bicauz]、後者は[cuz]といった感じになっています。

 

「生きた英語」が聞き取れない!

この原因は、

話されるスピードの問題ももちろんありますが、

 

一番は実際に使用されるシーンでの発音と、

学校で習う発音全く異なっていることにあると推測されます。

"because"を[cuz]と発音されてしまえば、

自分はその音を拾って"because"と認識できないのです。

 

2.カジュアルな会話特有の表現

Ameliaの配信を部分抜粋した続きをみてみましょう。

 

(下記のリンクの41:35~の部分を30秒ほどご覧ください)

▼ホロライブEN Watson Amelia の配信

 

I'll stutter when I'm speaking to new people and I'll mess up when I'm saying.

 

"stutter""mess up"といった表現は、

なかなかTOEICなどの問題では出てこないと思います。

 

英英辞典で意味を調べてみると、

 

"stutter"

 

to speak with difficulty because you cannot stop yourself from repeating the first consonant of some words

(ある単語の最初の音を繰り返し発音してしまうがために、困難をともなってしゃべること)

 

「口ごもる」「どもる」と訳されるようです。

 

"mess up"

to spoil or ruin something, especially something important or something that has been carefully planned

(特に重要なものや綿密に計画を立てていたものをだめにしてしまうこと)

 

「ぐちゃぐちゃになる」と訳されるカジュアルな表現のようです。

 

このような会話独特のカジュアルな表現が頻出するのも、

「生きた英語」を聞き取ることを難しくしています。

 

出会うたびにひとつひとつ丁寧に調べていき、

耳を慣らしていく必要があるのでしょう。

 

スペルとは異なるくだけた発音

会話特有のカジュアルな表現

 

どうやらこれが「生きた英語」が聞き取れない主な原因のようです。

 

ENの配信も聞き取れない!

 

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別の配信の切り抜き音声を用いて

「英語を英語のまま聞き取る」ことを考えます!

 

 

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