先週の日曜日、第30回奥武蔵ウルトラマラソンに参加してきました。
レースは約78キロですが、選手としてでなく、またまた川の道に続き、ボランティアとして参加してきました。
川の道でボランティアをさせていただいた流れで、なんと主催者のスポーツエイドジャパンからボランティアの声をかけていただきました。
奥武蔵ウルトラマラソンに私自身参加したことがなく、少し不安でしたが、せっかくなので引き受けさせていただくことにしました。
当日まで、参加者のブログを読んだり、グーグルマップの下見をひたすら行いました。

いろいろありましたが、当日は無事、会場の毛呂山総合公園に足を運ぶことができ、早朝5時頃、本部のテントに着きました。



川の道でお世話になった、スポーツエイドジャパンのスタッフの方々に挨拶をするとともに、ボランティアの大まかな流れを確認しました。

私の担当は、往路約33キロ兼復路65地点の「阿寺エイド」でした。持ち場へは7:30頃車で出発する予定だったので、それまでの間、状況に合わせて作業をすることになりました。さて、今回はなんと、かずさんもボランティアスタッフに来られていました。
私と違い、かずさんはだいぶ前からボランティアを志願されてました。
かずさんと再会するや否や、突然仮設トイレのトラブルが発生!
私とかずさんはその対応に追われることに!(笑)
あまり、じっくり話す時間もないまま、とうとう号砲となり、ボランティアスタッフ達はいよいよそれぞれの持ち場へ出発することに!

車は選手を邪魔しないようにコースとは違うところを通り、目的のエイドまで行きました。



阿寺エイドに着き、いよいよエイドの準備が始まりました。
テントは事前に設営されていたため、ドリンクや食べ物の配置を決め、スタッフ用のごみ袋を用意したりしました。
内容は、主におにぎり、フルーツポンチ、かんぴょう寿司でした。
設営の準備を終え、しばらくすると選手が通過しました。
素通りする選手ももちろんいましたが、速い選手も意外と立ち寄ってくれました。

私は選手用のごみ箱の整理を行いました。
放っておくとごみ箱が紙コップで一杯になるので、選手の少ない時をぬって、重ねて整理をしましたが、私はほとんどその作業だけ終日行うことになりました。(笑)
エイドと言えばドリンクや食べ物の調理が中心的な役割ですが、それもやろうとすると汚れた手を何度も洗うことになり、非効率で貴重な水も浪費する必要がありました。
手が汚れたままの人が専属でごみ箱の整理を行った方が効率的でした。

さて、このエイドである問題がありました。
かんぴょう寿司がなかなか、売れないのです。
ボランティアも積極的に選手にかんぴょう寿司を進めたりしました(笑)。
かんぴょう寿司がはける度に歓声が起こり、長い1巻き平らげた選手には1位の選手以上に盛大な拍手を送りました。

やがて、復路の選手も到着しだし、あっという間にとうとう終わりの時間が迫ってきました。全ての選手が通過することを確認すると、撤収作業が始まりました。

会場へはコース通り車で戻り、関門と戦っている選手に声援を送りました。
会場では関門になるまでゴールゲートで選手を迎えました。
出場したことのなかった奥武蔵でしたが、こうして無事ボランティアを終了することができました。

さて、このボランティアで一番大変だったことは、週一ノルマのにゃんラン走(50キロ走)を継続することでした。
奥武蔵は日曜で、前日の土曜日も終日用事があり、その前後の平日も50キロ走れる程余裕がない状況でした。
結局、にゃんラン走を行ったのは、前日土曜夕方用事が終わってからの夜間でした。


用事のあった池袋駅前。


夕方6時前スタートし、夜間、小江戸大江戸のコースを逆走するように国道254号線ひたすら北西へ向かいました。


新座を過ぎたあたりの英(はなぶさ)ICで小江戸大江戸のコースを外れ、所沢、入間を目指しました。

入間市を過ぎ、ひたすら深夜、山の中を走りました。
たどり着いたのは、ここ。


毛呂山総合公園。

走行距離:約53.7キロ
走行時間:約9時間50分(ゴール直前休憩含む)

そう、ボランティアの会場までランで来たのでした。
実は、寝袋を背負って来て、ボランティアが始まる前、寝ようと思ってましたが、到着が遅くなり4:00前頃となりました。ボランティアは5:00開始。もうほとんど寝る時間がないまま、本部のテントを目指しました。

【記事冒頭へ戻る】