土曜には実家の土浦で霞ヶ浦レイクサイドウルトラ100K練習会に参加してきました。
かずさんに本大会を紹介いただき、実家で100キロの大会が行われるとのことで、参加しないわけありませんでした。
(当のかずさんは参加しませんでしたが。。)

この大会は最初レースと思ってましたが練習会として開催され、いくつかのペースの集団を選択でき、その集団から5分以上遅れると収容車行きという恐ろしいルールがありました。
集団で100キロを走ることが想像できずアクシデントが起きたときも考え、一番遅い7:45のペースにエントリーしました。
しかし、エントリー数が少なかったようで、キロ6:45の集団とキロ7:30の2つの集団に分れることになり、私は7:30の方に参加しました。

コースは下のように、一部を除き、かすみがうらをぐるっとハート型を描いて一周するもの。
思いっきり手を抜いて作成した図ですが、湖岸の間際に沿って舗装道路があり、そこをひたすら進むものです。
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早朝、3時過ぎに実家から2キロ程離れたところにある霞ヶ浦総合公園に集合しました。


コース図がメールで前日に送付されたことになってましたが、私は地図の受信に失敗しており、当日、初めて紙で渡されました。
しかし、A4で26枚程あり、持ち運びが大変そうで、どうせ集団についていくことになるのでスタッフに返却してしまいました。
ただ、念のため返却する前に全ページをスマフォで撮影しました。
この行為が後に命拾いするとは、この時思ってもいませんでした。

私の属している遅い方の集団は13人で、学校の授業のように点呼をとり、まだ完全に夜が明けてない4:00頃スタートしました。

明るくなってきたからの霞ヶ浦の風景。
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霞ヶ浦の湖畔を走り続けましたが、意外と荒川の河川敷を走っているのと似ていました。
スタッフの思われる方が、7:30のペースを維持されており、ひたすらついて行くのですが、思った程きつくありませんでした。
ただ、後半どうなるか不安でした。

約5キロごとにエイドポイントがあると説明を受けましたが、なんと移動式エイド。
飲食物を積んだ軽トラックが集団の前後を走っており、ランナーが休憩を望むときに必要に応じ停車してお店を広げてもらえました。
手作り感満載ですが、内容は豊富で、食べるのが止まらなくなってしまう恐怖のスイカもありました。

やがて、霞ヶ浦の最東部の北利根大橋に到達。
この橋を渡り、霞ヶ浦の東側を北上し始めました。
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橋から数キロのところで50キロの部のゴールである約54キロ地点に到達しました。
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あくまで50キロの部のゴールで、100キロの部は続行です。

ここで、想像もしないことが始まりました。
今までペースメーカーをされていたスタッフの方が中断することに。。

もともと途中で抜けられるようなことをおっしゃっていましたが、てっきり交代の方が加わるのかと思ってました。
しかし、スタッフの方から出たのは意外な一言。

「ペースメーカーをお願いします」とスタッフでもない私に。。

50キロの部以外の方も何名かリタイアされ、残りは8人。
その中でスタートから通してガーミンを続けて計測できており、(ガーミンの)スタミナが残っていたいたということが理由でした。
ペースもだいたいでいいということで、練習会ということもあり、一応引き受けることにしました。

以降、ガーミンと睨めっこしながらの走りがしばらく続きました。えらいことになりました。。
だんだん先頭を走ることが多くなったため、慌てて、休憩の合間に最初スマフォで撮っておいたコース図を頭に入れました。
約68キロ地点の全長約1キロの霞ヶ浦大橋。
実家に住んでた頃、まさかここを走って渡るとは思ってませんでした。
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約78キロ地点のエイドで更に大変なことに。
この地点でも何名かリタイアされ、最終的に4人となってしまいました。
念のため、5分遅れ収容車行きのルールはもうなくなっているかエイドスタッフに確認したら、なんとまだルールは生きているとのこと!
大変です。ペース次第で、完走を左右させてしまいます。責任重大です。(大袈裟?)

4人の後ろにはスタッフの車がぴったりついて来られました。
うかつにペースを落と全員収容車行きになるかもしれないと思い、なるべく7:30前後のペースを保ちました。
トイレがなかなか現れないピンチの場面もありました。

終盤、岸から離れコースに不安を感じ始めた最終エイド(約90キロ地点)付近からは、スタッフの方が加わり、一気に緊張が解けました。
走りながら筋トレの方法など教えていただけました。

やがて一周して霞ヶ浦総合公園が見えてきました。
4人で仲良く手をつなぎ、感動のゴールを迎えました。
ちなみに全員いいおじさんでした。(失礼!)

ゴール後しばらく感傷に浸っていましたが、それぞれの予定があったため、やがて解散になりました。

走行距離:約94.6キロ
走行時間:約15時間00分

なんと、このコース100キロには達しておらず、スタッフによると実質96キロということ。
先週100キロ走を済ましておいた甲斐がありました。
裏ステージ6キロ程やって100キロにしてもよかったのですが、2週連続すると3週目・4週目と続きそうだったので裏ステージはやめました。

さて、ペースメーカーをうかつに引き受けてしまいましたが、実際7:30のペース維持できたのか不安になったのでガーミンを見てみました。
ペースメーカーを始めて、終盤スタッフが参加されるまでのラップです。(休憩時間は除いています。)

(区間キロ)、ラップ

(55)7:17 (56)7:20 (57)7:21 (58)8:07 (59)7:07 (60)7:23

(61)7:06 (62)7:02 (63)7:18 (64)7:14 (65)8:18 (66)7:16 

(67)7:17 (68)7:59 (69)7:25 (70)7:33 (71)7:41 (72)8:19

(73)8:03 (74)7:36 (75)7:34 (76)7:31 (77)7:31 (78)7:43

(79)7:36 (80)7:33 (81)7:37 (82)7:37 (83)7:35 (84)7:42

(85)7:44 (86)7:47 (87)8:24 (88)8:40 (89)8:00 (90)7:38
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平均 7:38

平均では、思ったよりはペースが刻めていたようですが、これで本当にいいのかよくわかりません。
部分的に見ると、かなりペースオーバーしているところもあり、あまり安定していたとは言い難いです。

今回は「なんちゃって」ですが、めったにできないペースメーカーを体験できましたが、それもすべて「今カノ(910)」のおかげです。
これから大事にしていかないと。。

おっと、そんなこと言ったら元カノ(410)がすねちゃいますね。
元カノが必要になるくらいの距離をまた走りに行くとでもするか。。