小江戸大江戸から早くも一週間が経ちました。
改めて大会の様子を振り返りたいと思います。
長文のため、間違ってもレース中に閲覧しないようお願いします。

今年も前泊をしました。
当日現地入りできるところに自宅がありますが、1時間でも多く睡眠を確保したかったからです。
おけげで、多少寝つきが悪かったにもかかわらず、そこそこ眠れました。

当日朝、蓮馨寺入りして、早速念願の完走歴を示す、紫ゼッケンをゲット!

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写真のようにジップに入れ、大きな安全ピンで留めるのが、すっかりお決まりとなりました。
前大会では大雨にもかかわらず、最後まで綺麗な状態が保てました。

参加したのは200キロの部で、3回目のチャレンジ。
これまでの結果は1勝1敗。
一度完走したにもかかわらず、自信はいまいちでした。
というのも、今大会のために3回の200キロフルの予行練習をしましたが、一度も完走できていなかったからです。
今大会は、かずさんが小江戸の部を初挑戦ということで、一緒に参加させていただきました。

ピヨピヨ方式の計測に腕につけたチップをかざして、いざスタート!
小江戸川越の古い町並みを意気揚々とかけ抜けて行きました。

しかし、かずさんと少し離れ、10キロを過ぎた辺りで、とんでもない大失態をしてしまいました。
信号の変わり目に、つい横断ようとしたところ、後ろから来た左折車にクラクションを鳴らされてしまいました。
距離が多少あったので接触の危険は少なかったと思いますが、進路を妨げてしまいました。
運転手がスタッフだったら失格になりかねないところでした。
走力以前に自分はまだまだ未熟なランナーであることを実感させられました。

気を取り直して進んでいくと、荒川の土手に出たところでかずさんと再び合流。
そのまま土手沿いにしばらくご一緒させていただき、順調に進めて行きました。
去年この辺りをテネシーウィスキーさんに並走していただいた記憶が重なりました。

(約21キロ地点)
吉見エイド 到着10:21 関門11:45 前大会10:20

(約33キロ地点)
手島エイド 到着11:40 関門14:00 前大会11:38

手島エイドでかずさんは少し長めに休憩されるとのことで別れし、一人旅がはじまりました。
寄居の浄恩寺エイドから折り返し、小江戸の後半戦に突入。

(約52キロ地点)
浄恩寺エイド 到着14:17 関門17:00 前大会14:06

唐子エイドの直前、暗くなる前にライトを点灯させました。

(約72キロ地点)
唐子エイド 到着17:18 関門20:45 前大会16:47

やがて、川島IC(約83キロ地点)が迫ってきました。
このインターの抜け方が多少独特で、恰好つけてコースを先導しようとして、集団の先頭まで思わずダッシュしてしまいました(笑)。
ぐるっと回り込むカーブが終わった後、標識と標識の間をすり抜ける箇所があり、あたかもゴールゲートのように我先にと突っ込みました。

そんなことしていたため、中間点の川越には予定より1時間程早く着きそうになりました。
そのため、深夜の食欲不振に備えて、4キロ程手前のお気に入りのコンビニで長めの休息をとり補給することにしました。
去年は、ここでかずさんのサプライズ応援をいただいたところです。
そのかずさん、今頃どこ走っているんだろう。。

そんなことを考えていた矢先、今年もサプライズが!
窓越しにかずさんがいるではありませんか!
また、応援しに来られたのです!

・・・いえいえ、今回は選手として追いついてきたのでした(笑)。
食べ過ぎて気持ち悪くなったのを堪え、彼について行きました。
記念すべき初小江戸のゴールを拝見したかったからです。

(約91キロ地点)
連馨寺エイド 到着20:27 関門14:00 前大会19:56

ついに2人仲良く手をつないでゴール!
(一人ずつチップをかざすピヨピヨ計測ではそうはいきませんね)

なんとも達成感に満ちた表情で、羨ましいこと限りありませんでした。
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かずさんは小江戸の部なので終了ですが、なんだか引き続き大江戸の部も私と一緒に走りたさそうな顔をしていました。
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小江戸の間、大江戸の分の荷物も背負っていたので、荷物の入れ替えはせず、記念写真の後、そそくさと夜の川越街道へ抜けていきました。

恐怖の川越街道では、冷え込みと同時に吐き気も現れました。
この吐き気は予定どおりでした(笑)。
もう、吐く気満々で絶頂のとき、成増で再びサプライズが!
ちんちくりんさんです!

(去年も吐き気が絶頂の朝霞でサプライズをいただきました。)
ここで手作りお〇ぎりを3個ゲット!
いただきます!
この場面を他のランナーに見られ、羨ましがれ、いろいろ想像されてしまいました(笑)。

熊野町に到達し、恐怖の川越街道をひとまずクリア!
しかし、時刻はまだまだ深夜で、吐き気が引かない状態で成願寺エイドに到達。

(約128キロ地点)
成願寺エイド 到着3:30 関門6:30 前大会3:09

この辺りまで、だいたい前大会と同じペースでしたが、やがて遅れをとり始めます。
都心部に来ても吐き気が一向に収まらず補給が思うようにできなかったからです。
おかげで都庁(写真上)、六本木ヒルズ(写真左下)、東京タワー(写真右下)のチェックポイントの写真撮影のうち、東京タワーが夜明けのものとなってしまいました。
去年は3つとも夜明け前で撮れていました。

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吐き気が腹痛に変わりそうになったので、特効薬を使いました。
ちんちくりんさんからいただいたお〇ぎりです。(1錠)
功を奏して、皇居付近のこあしすエイドから、スピードが復活しました。

(約144キロ地点)
こあしすエイド 到着7:23 関門9:30 前大会6:11

皇居を抜けた辺りから、信号に合わせた走りにしました。
赤信号目指し走り、青を待つというやり方です。
ただやっかいなのは最初から青の信号です。いつ、点滅しだすかわからないからです。
実際目の前で青点滅になり、足止めを食らう場面も何度もありました。
(このストレスは予行練習で散々味わっています。)

まだ、お腹の調子は油断なりませんでしたが、無事スカイツリー付近のおしなりエイドに到達。

(約156キロ地点)
おしなりエイド 到着9:54 関門11:30 前大会8:21

既に人混みが激しくなっていた浅草(写真左)を抜け、鳥越神社(写真右)で最後のチェックポイントの写真を収め、25キロ先の最終エイドを目指しました。

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赤羽方面へ向かう本郷通りでは意外とスピードを出せ、次から次へとランナーを抜かしていきました。

赤羽辺りから再び異変が!
度重なる腹痛がやってきました。
ランナーさん達を一度抜いてもトイレに何度も行ったため、また同じ顔ぶれの人達を何度も抜くことになりました。トイレでは短パンの入れ直したばかりのゴムひもを伸び縮みさる快感を何度も味わうことができました。

この抜きつ抜かれつの展開は高島平団地を過ぎるころまで続き、ついにホームコースの荒川土手に辿り着きました。
毎週見ている荒川の風景を見た瞬間、ホッとしました。

もう少しで秋の瀬エイドというところで、もの凄い勢いでそばを抜けていくランナーに遭遇しました。
突然振り向き、声をかけてきました。
よく見るとハナぽんさんではありませんか!
私と同じく荒川の住人で(失礼!)、伴に全荒川を制覇し、伴に喜多愛好家の共通点満載のランナーさんです。
ただ、後日、荒川はそろそろ卒業されることを知りました。
今回の並走は最高の思い出となりました。

(約190キロ地点)
秋ヶ瀬エイド 到着16:41 関門17:30 前大会15:10

ハナぽんさんから元気をもらい、秋の瀬エイドを去りました。

残りは一直線の川越バイパスのみ。
もう、完走は見えてきました。
同じ景色が続きましたが下見を何回もしているので、制限時間をいっぱいいっぱい使って安心して歩くことができました。

(約204キロ地点)
ゴール(連馨寺) 到着19:38 関門20:00 前大会17:42(前大会は203キロ)
ついにゴールです!(お○ぎり2錠同伴で!)

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記録: 35時間32分7秒(204.2キロ)
(ガーミン:211.8キロ 自己最高距離更新!)

これで小江戸大江戸は2勝1敗。
前体会より、2時間程かかってしまいましたが、なんとなく気持ちには余裕がありました。
しかし、深夜の吐き気も相変わらず絶好調で、そこが克服できれば、まだまだ伸び白がありそうです。
また今回は、度重なるトイレロスや、ガーミンの充電ミス等目立ちました。
コンビニ休憩の長さも感じました。
これから、300キロ、500キロと距離を伸ばしていくために課題は山積みです。

最後に、ご一緒いただいたかずさん、お○ぎりをいただいたちんちくりんさん、ホームコースを並走していただいたハナぽんさんをはじめ、アップデートでメッセージをいただいた多くのブロ友さん達、大変お世話になりました。
改めてお礼を申し上げます。
またスタッフの方々、地元の協力をいただいた方々、私設エイドを設営された方々、誠にありがとうございました。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
明日は、はなもも頑張ってきます。