問題の夜の大江戸に突入。
恐怖の川越街道です。
前大会では吐き気に襲われ、散々タイムをロスした区間です。
しかし今回は、なんと川越街道を吐き気無しで、結構進めました。

いつも吐き気が絶頂になる、110キロ地点手前の朝霞でも平気でした。
朝霞のなか卯の「隣のコンビニ」で休憩しようとしたところ、またブロ友さんのお出ましです。
夜分遅く、ちんちくりんさんです!
有り難いことに、ちんちくりんさんからも手作りおにぎりの差し入れです。
ご馳走様です!

3人ものブロ友さんの応援を頂いてしまったから以上、完走するしかありません。
(前大会も3人ものブロ友さんに来て頂きましたがリタイアしてしまいましたが。。)

しかし、川越街道が終わる池袋の手前で、やはり来るべきものが来てしまいました。
吐き気です。
どうやら、走行距離というより、走行時間(18時間後くらい?)に依っているような気がしました。
歩道が広くて、都心では一番走りやすい、新宿までの山手通りを歩くことになり、時間的に痛いことをしました。
それでも、成願寺には早朝3:09に到着できました。(関門7:00、前回6:40)

やがてチェックポイントの撮影に入ります。
新宿都庁(約130キロ地点、下)、六本木(約137キロ地点、左上)、東京タワー(約140キロ地点、右上)。

イメージ 1

未明の写真が撮れたのは初めてでした。
いままでは(前回、予行練習で)太陽の光が降り注いだものしか撮れませんでした。
この頃一時的に弱い雨が降っていて写真を撮る際、携帯が壊れないよう対処しました。
昨年夏の秩父ランで、雨で携帯が操作できなくなり困った経験がここで活きました。
皇居付近でようやく夜が明け、雨もやみ、こあしすエイドに6:11頃到着しました。(関門10:00、前回9:47)

スカイツリー付近のおしなりエイドを無事クリアし、浅草での最後の写真撮影も無事完了。

イメージ 2

前回や予行練習のときは、人混みでとても走れる状況ではありませんでしたが、まだ9:00頃だったので、多少小走りが可能でした。
20分くらい、得した気分になりました。

春日通り、本郷通りを経て、ついに約168キロ地点の王子駅に到達。
前大会でリタイアした地点です。
約30キロ先の関門の時刻に間に合いそうもなく、諦めました。
しかし、今回はたっぷり時間があります!
少し、歩きもでてきましたが、残りキロ12キロでも間に合う計算だったので、完走の現実味が帯びてきました!

再び雨が降りだし、今度は強くなる一方でした。
高島平の団地内でずぶ濡れの状態でのテネシーウィスキーさんとちんちくりんさんの2キロ程の応援ランで失いかけていた元気を取戻しました。
そして、団地の先に見えたものは。。

荒川河川敷と笹目橋。
自宅付近の毎週走っているホームコースです!
約10キロの河川敷は走り慣れているせいか、一瞬でした。
ただ、雨のせいか、限界状態になっているためか、普段とは全く別世界でした。

河川敷を抜ける手前の最後の秋の瀬エイドでも、テネシーウィスキーさんとちんちくりんさんの応援をいただきました。
まだ15:10頃で空は明るかったのですが、エイドを出発する前に夜間用のライト類を装着しました。
もう、ゴールまで止まらず突き進むつもりだったのです。

最後の約10キロ強の川越バイパスは試練の一言でした。
冷たい雨足がより一層激しくなり、まるでフィニッシュを盛り上げてくれているみたいでした。
川越バイパスの最後は、遠くから見てて、なかなか一向に近づかないケーズデンキで本来締めくくられるはずでしたが、今回は豪雨で見えませんでした。
とにかく突進あるのみでした。

再び、日が暮れ、いよいよゴールの蓮馨寺まであと数キロ。
川越の街中で、偶然にも新宿辺りでご一緒した選手にお会いすることができました。
ほぼ同時に、またまたずぶ濡れのちんちくりんさんとテネシーウィスキーさんの応援ランのお出ましです。
お二方や新宿の選手達と共に、ついに蓮馨寺入り!
最後のリストバンド(計測装置)のピヨピヨが鳴り響きました。
ゴールです!
(記録:33時間41分台)

イメージ 3

完走証を手にし、2年がかりで、取り組んできたことが走馬灯のように駆け巡ってきました。
テネシーさんと、ちんちくりんさんには祝福を受けましたが、とある事情で大変ご迷惑をかけることに。。(何が起きたか、大体想像つくと思いますが。。)
身はぼろぼろでしたが、心は達成感に満ち溢れた状態で、その日は長い(永くはない)眠りにつけました。

改めて、応援に来てくださった、テネシーウィスキーさん、かずさん、ちんちくりんさん、有難うございました。
またまたストーカーネタが増えそうです。。
そして、アップデートで応援してくださった方々にもお礼を申し上げます。

最後に壮大な大会を開催していただいたスタッフや、協力をいただいた地元や、関係者の方々に深く感謝の意を申し上げます。