結局、大雪の影響でいわきに辿りつけませんでした。。。
それ以前に、肝心のいわきサンシャインマラソンが中止になってしまいました。。

前のブログでも書きましたがもう一度大会当日の朝の事から。

前泊したのはいわきのちょっと手前の茨城県最北端の大津港。
大雪で宿が、街全体が停電になったまま、いわきに向け出発したのは早朝5時頃。

街はこんな感じ。宿を出た直後はもっと真っ暗でした。
 
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前の記事のとおり、信号も消えており、何もかも真っ暗。
駅までたかが2キロの徒歩でしたが、吹雪いていて、どこかで道間違えたら遭難しそうでした。

無事に駅に着きましたが、駅も真っ暗で、電車の復旧のめどはたっていないとのことでした。
いわき近辺だけでなく、関東全体の電車が麻痺していたようですね。
うすうすマラソンも中止だろうと思ってましたが、念のためホームページで確認しようと思いました。
しかし、中止の判断の発表予定時刻の6時になってもホームページにうまくつながらず。

しばらく様子を見ることにし、ブログの記事でも書いてのんびりすることにしました。
ホームページにつながる前にだれやねんさんの素早いコメントで中止を知りました。

海峡ファイターさんとの久しぶりの再会も4月のかすみがうらまでお預けとなりました。

さて、丸1日空いてしまったことだし、せっかく福島の手前まで来たのでここでランをしない手はありません。
どうせ電車もいつ動くかわからないし。。

ということで、迷わず大津港駅から帰宅ランをすることにしました。
電気が止まっていてもにゃんラン走は関係なく行なえます。

コースはひたすら茨城の国道6号を太平洋に沿って南下し東京に向かうというもの。
もちろん東京まで約180キロあるので次の日仕事があることだし、途中行けるところまでということにしました。

 
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ひたすら銀世界を進みます。出発した頃はだいぶ晴れてきており、まぶしいくらいでした。
写真は切れた電線。危ない危ない!
積もった雪は軽く10cmを超えていました。
こんな道をお構いなしにズボズボ足を踏み入れて進んでいきました。

途中、車道からずれたまま、雪でタイヤが空回りしていて進めなくなっている車を発見。
1人が運転席にいて、もう一人が車を外から一生懸命押していましたが、全然動く気配がありません。
応援を求められ、一緒に押すことに。
なんと車は動きだし、めでたく車道に復帰することができました。
(実は私が応援したためでなく、前方向でなく、バックしたら動いただけでした。。)
 
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約15キロ程進んだところの高萩付近の距離表示。
日立までは余裕ですが、さすがに水戸までは無理か。。
どこまで走ろうか♪

 
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行けども行けども、路面は雪ばかり。
 
50キロを過ぎた頃、とうとう日が暮れてきました。
ふと、なんとなく見慣れた風景が。。

初フルで走った勝田マラソンのコース(正確にはその近く)でした。
まさか、中止になった大会からの帰宅ランでここを通ることになるとは。。
勝田マラソンの中間点辺りでしたが、初フルのときよりも、50キロを過ぎた今回の方が、絶対元気が残っているよう感じました。

さてゴールをどこにするか。
当初勝田を予定していましたが、少し延長することに。。
 
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結局水戸まで来てしまいました。

走行距離:約66.6キロ
走行時間:約12時間54分

時刻は夜9時になろうとしていました。
さすがにもう電車が動いてましたが、まだダイヤが大きく乱れていて、一瞬終電に間に合うかヒヤッとしたときもありました。
しかし、何とか日付が変わる前に家に着くことができました。

今回のラン、一つだけ自慢したいことが。
全66キロ、一回も転ばず走破できたことです。
もちろん普通のレース用のシューズで、雪仕様のものではありません。

いわきを走れなかったのはもちろん残念ですが、今回のランで雪道にかなり自信がつきました。
いよいよ、次のレースは3月頭にある大本命の小江戸大江戸200k。
もう雪でもなんでもかかって来て、大丈夫です!
ただ中止だけは困るけれど。。