先週古河はなももマラソンに参加し、フルマラソンを10回走破したことになりました。
ふと初回がどうだったか思い起こしてみました。
 
会社の上司に誘われ参加した2年半程前の初のマラソン大会、
第一回軽井沢リゾートマラソン(ハーフ)。(学生時代にも学内のマラソンイベントに参加してましたが、いわゆる市民マラソンはこの時が初。)
制限時間の2時間半に間に合うか心配なまま参加した割には
1時間45台で完走でき、すっかりマラソンに自信がついてしまった私。
 
早速フルにもチャレンジしてみたいと思い、第59回勝田全国マラソン大会にエントリー!
しかしその意気込みはすぐに挫けることになる。。
 
徐々に練習の距離を伸ばしていけばよいものを、
軽井沢のハーフマラソン大会が終わったすぐ2週間後ぐらいに
いきなりフルの距離を練習したのです。しかもその2週間の間は全然走ってなかったと思います。
大した走力もついてないので、途中疲れたら歩いたらいいものを、
もがくようにして「走り」を続けてしまいました。これがいけなかったと思います。
練習の日の時点では「足が棒になった」だけで痛みはありませんでした。
 
問題は秋の冷え込みが激しいかった2日後に発生しました。
会社帰りに普通に歩いているときに、左膝が痛み出したのです。
足を引きずりながら歩くようになり、駅の階段の上り下りが手すりを使わないとできなくなりました。
特に下りがひどかったです。
最初は1、2週間もすれば治まるだろうと思っていましたが、
痛みはひどくなるばかり。。
普段エスカレータはめったに使わないのに、この時はだいぶお世話になりました。
街では意外と下りのエスカレータが少ないことも気づきました。
 
我慢ができなくなったので、整形外科を受診したところ、
「腸脛靭帯炎」の可能性が大とのこと。
直すのは走りを治るまで止めることとのこと。(これが一番つらい!)
しかし、高橋尚子選手もなったとのことを伝えられ、また金メダルを
とる前だったそうなので、多少不安が誇りに変わってきました。
 
そうは言っても、走れないまま、初フルの日がどんどん近づいてきました。
腸脛靭帯炎とはどんな障害なのか、早く治る対処法はないのか、
ネットであちこち調べる日が続きました。。
 
そこで見つけたのが、今となっては結構参考になったと思う、以下のサイト。
(このサイトだったかは、はっきり覚えていませんが確かこの内容。)
 
【参考】
吉田鍼灸院 治療の部屋
http://www.geocities.jp/junyoshida119/chiryoucyoukeizintai.html
 
このサイトの中にある「腸脛靭帯ストレッチ」。
腸脛靭帯ストレッチの図の左上の膝を内股の方向に引っ張るやつが、
私には一番効きました。
まず、痛みがどの場所で起きているのかを特定したかったのですが、
このストレッチをやったときが、痛みを感じるとわかりました。
そのことがわかってから、時間がある度にこのストレッチを繰り返しました。
すると、段々続けているうちに痛みがやわらいできました!
ただもう一度、今見ると、このストレッチは治療でなく予防のためのようなので、
正しい対処法だったのかはわかりません。(笑)
 
痛みが減ってきたものの、とうとう完全に治らないまま、
初フルの日が来てしまいました!
この日は中間点ぐらいまで走れれば、痛みによって棄権しても構わないと思っていました。
案の定、7kmぐらいで、左膝が痛みだしてきました。
痛みは消えないものの、悪化もしなかったので、どんどん距離を進めました。。
そのまま30km地点まで来てしまう。もしかしたら完走できるかも。。
そんな考えがでてきました!制限時間は6時間。間に合うか?
歩く前にできるだけ距離を稼ぎたかったので、とりあえず次の角まで走ろう!
やがて次の角まで来る。あまり疲労間が変わっていなかったので、
じゃあその次の角までも走ろう!
そんなことを繰り返しているうちになんと、どんどんゴールが近づいてくるではありませんか!
もしかしたら、いけるかも!最後はダッシュになってました。
タイムは4時間59分33秒!
やりました!完走。しかもサブ5!
しかも歩いていません!(その割には遅いかも。。)
 
会場から駅までは1kmくらいだったかな、
足を引きずるようにして帰りましたが5kmくらいに感じました。。
 
不思議なことにフルマラソンが終わって間もなく、膝の痛みが治りました!
悪化するとばかり思っていたのに。。その後あのストレッチにより再発しなくなりました。
 
ちょうど膝が落ち着いてきた頃です。毎週連続30km走の記録が始まったのは!