1日目、さいたまスーパーアリーナでコンサートをするとはこういうことなのか、という始まり方。なんとオーケストラをバックに、聴き慣れたインストルメンタルとは違ったアレンジ(湯浅篤さん編曲)で贅沢なステージが始まった。そしてセンターステージ(十字花道)には円形舞台(いわゆる"ホールケーキ")がせり上がり上段下段が回転する。別の大人数グループで目にした仕掛けで10人のイコラブには立派すぎる装置だが、大バコで多くの観客を惹きつけるにはこういう仕掛けが必要になるのだろう。ふと幕張メッセの4周年コンの開幕を思い出した(「祝祭」で始まり、バックダンサーがついて、火を噴き上げるパイロも使われた)。

(配信観戦ながら)序盤ですでに、すごい、圧倒される、という印象。本当に「大バコが似合う、ふさわしいグループになった」という感慨。大御所感。

舞香の「拝啓 貴方様」衣織の「真夜中マーメイド」にも驚かされ、興奮させられた。

前日、当日と現地リハがあったようだが、当日は指原Pが事細かにアドバイスや指示を行い、公演後はとてもよかったとメンバーに伝えたという(当日の杏奈showroom)。

これまでにないスケール感とすばらしいステージング、パフォーマンス。そのクオリティにおいてイコラブ史上最高のコンサートとなった。いつもの曲も一段と輝いて見えた。すばらしいの一言。

(写真で分かった範囲で祝花は25本以上と盛大で出演番組や共演者からも多数)

 

樹愛羅の表題曲初センターは、このところの注目度からして可能性ありとは思いながらも初公開MVで金髪の樹愛羅が実際に登場するとオーッという驚き。恋する人の香水の香りがラストノート(つけ始めがトップノート)というすごく大人びた恋心を歌った複雑な心情を、重なり合うソロがメロディアスに歌い上げるところなどもはやアイドルソングを超えた歌唱力を見せつける。高度な音楽性を持った楽曲だ(塚田耕平作曲・湯浅篤編曲)。その主人公がまだ18歳の樹愛羅というギャップ、背伸びした恋のニュアンス。なぎさが16歳で歌った「ズルズル」の失恋ソングとも違った、悪い方へ堕ちていくと分かりながら引き込まれていく恋、、、この後どうなるのかという曲の終わり方と余韻。「あのコン」とは別な意味で圧倒される楽曲。すごい曲。

MV音源以上に初披露の生歌がすばらしかった。これはこれですごいこと。

(齊藤なぎさはインスタ・ストーリーズで初日観覧と新曲の感想<とてもとても好きだーー>を当日投稿)

(追記)10/21早朝に歴代最速(2日と6時間弱)でMV100万回再生に到達。

 

2日目はユニットパート(今回のセトリの肝ともいうべきサプライズパート、沙夏の貴方様、いかりんぐの魔法使い、え?!!)で入れ替えがあったが、サプライズ告知もなく無事終わりそうなところで、アンコールの最後の挨拶終わりで特報が(2024.2-4に初のアリーナツアー)。杏奈が「このまま終わりたくない、もう1曲やりたい」と最後の曲に「=LOVE」を追加。「イコラブのファンになってくれてありがとう。感極まる」と沙夏。すばらしい周年コンは無事終了した。

今日思ったのは、前列後列もない10人、沙夏の歌唱の存在感(グループアイドルで彼女のような歌い方をしてアンサンブルを維持できる人はいるだろうか、ソロコンでより自信をつけたのか)、そして、しょこの煽り・ソロ・二人パートもこれまでになく印象に残った。

東京室内管弦楽団の皆様と

 

=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT

2023/10/18(水)&19(木)@さいたまスーパーアリーナ

開演19:00 (国内はHuluで生配信) 見逃し配信は両日とも10/28 0:00-11/3 23:59、スイッチング映像か全景映像を選択して再生(生配信では同画面で切替可)

影アナ 1日目 舞香・衣織、2日目 沙夏・みりにゃ

M0. Overture(スペシャルver.)瞳がショーウインドーにあった小箱を開く

舞台に指揮者が登場、幕が上がると上段に20人弱のオーケストラ[東京室内管弦楽団]。瞳が一人でセンターステージで「君と僕が運命なんて 笑われるとわかっている 諦めかけた僕のIdeal 君を探していた」とソロで歌い出しイントロの演奏へ。(冒頭3曲とM13,14はオーケストラ伴奏、編曲は湯浅篤さん)

M1. =LOVE (瞳C)ピンクのミニドレス衣装

M2. 僕らの制服クリスマス(同)グレンチェックマフラー使用

M3.The 5th(同)

M4. Want you! Want you!(同)メインステージからセンターステージへ、中央が円形2段にせり上がり、上下が回転

M5. 「君と私の歌」(衣織C)Bステージへ 

M6. お姫様にしてよ!(莉沙C)全員高いトロッコに、メインステージに戻る

一人ずつのダンスシーン、自己紹介に一言ずつ(ユニットパートへの衣装替え)

M7. ラブロケ(花菜C、しょこ、りさ、樹愛羅、杏奈、瞳のユニット)

M8. わたし、魔法使い(みり・沙夏で)

M9. 拝啓 貴方様(舞香ソロで)黒ドレス

M10. 真夜中マーメイド(衣織ソロで)白ドレス

(2日目)M8. 拝啓 貴方様(沙夏ソロで)Bステ、赤ドレス、会場は一気に緑色に

M9. Sweetest girl(みりにゃソロで)シナモン君と、白ドレス

M10. わたし、魔法使い(舞香・衣織で)

映像(=LOVE/15th Single/表題曲/今夜公開/『ラストノートしか知らない』樹愛羅初表題CのMV初公開!)樹愛羅は金髪、他のメンバーは暗めの髪色

M11. ラストノートしか知らない(樹愛羅C)初披露、薄い水色のミニドレス衣装

短いダンスシーンから

M12. CAMEO(みりにゃ単独C)センターステージに4人、みりにゃがせり上がり 

M13. 祝祭(衣織・花菜WC)再びオーケストラ伴奏

M14. あの子コンプレックス(舞香C)オーケストラ伴奏

映像「銀座でランチ」1日目はお魚チームが高級寿司店に、2日目はお肉チームが鉄板焼き高級ステーキ店に

生バンド登場、以下M22までバンド演奏で

M15. Junkies(瞳C)衣装替え(メンバーカラーの衣装、衣織のみショートパンツ)

M16. いらない ツインテール(樹愛羅単独C)"樹愛羅様と呼べー!"

M17. Oh! Darling(瞳C)全員トロッコ 

M18. ヒロインズ(杏奈C)

M19. ナツマトペ(舞香・衣織WC)    

M20. この空がトリガー(舞香C) ピアノソロのイントロから

M21. 探せ ダイヤモンドリリー(瞳C)みりにゃ「言いたいことがあるんでしょ?」、後半で会場のクラップを促す

(2日目)短いMCで瞳が6年間を振り返り、

M22. 青春"サブリミナル"(同)メインステージで。会場中にレーザービーム、「君がいい〜恋の導火線 真っ赤な火が今つく 野球部の〜」あたりの会場合唱を促す

2日目は「鼓動早くなり〜」で衣織が下ハモを付ける

本編終了 21:00 終了時、客席よりものすごい歓声

EN1. 「部活中に目が合うなって思ったんだ」(瞳C)ステージに花菜、瞳、衣織、杏奈。他のメンバーは2階出入口に。途中でメンバー入れ替わり

EN2. だからとて(衣織C)

EN3. ラブクリエイト(同)

MC(カメコさん記念撮影タイム、会場バックの写真、樹愛羅の感想)

EN4. 夏祭り恋慕う(舞香C)

(2日目)特報 メンバー「今かい?」の声「2024 アリーナツアー Tell me what's more than "LOVE"」2/3神戸、3/2武蔵野の森アリーナ、3/23愛知、4/13,14有明アリーナ

杏奈がこのまま終わりたくないともう1曲追加

EN.5 =LOVE(2日目のみ)

終演 21:30/2日目21:40