(22/5/19の記事の再掲および文末に23/8の追記)

ブログの管理ページに1年前や2年前のその日の記事が出てくるのですが、1年前の21/5/19に書いた「音楽ナタリーさんの指原Pイコラブ記事」が出て、読み直したところ、この半年ぐらいでファンになった方は知らない重要なインタビューかもしれないと思い、再掲することにしました。

イコノイジョイ・ファミリー(代アニ所属)をプロデュースする指原莉乃Pは、その時々に自身のプロデュースやグループの方向について語ることはありましたが、イコラブの歌詞の世界、プロデュース方針やメンバーについてここまで詳しく具体的に語ったロングインタビューは前代未聞と言えます。1stアルバム発売、全国ツアー「全部、内緒。」の時期のものです。ノイミーにも所々でふれています。

 

(以下、2021/5/19の記事を再掲)

いつもお世話になっている「音楽ナタリー」さんに指原Pロングインタビュー「プロデューサー指原莉乃が今感じていること 作詞のこだわりや待望の1stアルバムを語る」(1万字超、取材・文=近藤隼人)が5/19掲載、配信されました。

オーディションから現在までのイコラブについて、今回のアルバムについて、メンバーについて、プロデューサーの視点からかなり丁寧に語っています。メンバーもファンも必読の記事ではないでしょうか。

 

全文はこちら。

https://natalie.mu/music/pp/equallove10

 

全体に内容の濃いインタビューなのですが、特に印象に残った個所をいくつか引用しておきます。

(センターの髙松瞳について)

瞳の休養中になぎさやみりにゃがセンターを務めてくれたシングル曲も最高の楽曲になったと思っていますし、瞳が絶対的なセンターというイメージは実はなくて。でも、全体のバランスを見たときに、彼女が真ん中にいるのが一番気持ちいいんですよね。声や笑った顔もそうですし、センターとしての堂々とした佇まいはすごいと思います。

──ひと言で言うと、華があるということなんですかね。

めちゃくちゃありますね。独特の魅力があって、逆にセンター以外のポジションに立っているとぼんやりしちゃうんです。それって才能なんでしょうね。うらやましいです。

 

(音嶋莉沙のセンター曲「cinema」が出来上った経緯)

=LOVEではセンターを選んでから歌詞を書くパターンと、書いてからセンターを決めるパターンがあるんですけど、これは後者だったんですよ。作詞した結果、この曲のセンターに合うのが莉沙しかいないという考えになって。映画館デートをテーマにした曲なんですが、服選びのときの慎重さとかが一般の感覚に一番近いのは莉沙だと思うんです。例えばなぎさだったら、「これが一番私に似合う!」と堂々といくイメージがある。あと、センターを選ぶ基準としては音域もポイントの1つで、この曲だと落ちサビを安心して歌えるメンバーが莉沙なんです。せっかくセンターをやるなら損はさせたくないというか、音域が合ったメンバーに落ちサビを歌ってほしいんですよ。

 

(ユニット曲「お姉さんじゃダメですか?」について)

ダブルセンターのみりにゃと舞香のバランスがすごくよくて。グループの中でもお姉さん的な包容力があって、メンバーの精神的な支えになっている2人だと思うんです。この2人にセンターをやらせたいと思ったときに、誰目線の曲にしようかと考えて、大人の女の人の歌にしました。みりにゃは=LOVEの中でお姉さんっぽさが一番ありますし、舞香もこういう曲のほうが似合うと勝手に思ってるんです。

 

ぜひ全文をお読みください。

 

なお、音楽ナタリーさんのイコラブ関連記事はこちらから。

https://natalie.mu/music/artist/103353

(音楽や映画について良質な記事を掲載する「ナタリー」という媒体の特徴については、書き手の想いを前面に出し対極的な「rockin'on」と比較した記事(2014/9/19 cinra.net掲載)がかつてありました。

「ナタリーのインタビュー方針は、本当に聞きたいことを聞く、というもの」も納得です。今回のインタビューであれば、要所要所で「具体的には?」とつっこんで聞いたり、「一番難産だった曲は?」とか「自身のアイドルとしての経験も踏まえて、これだけは絶対にやらないようにしているということは?」といった聞き方にも感じられることでした。)

 

(2023/8追記)指原Pが=LOVEのプロデュースについて新たに語った記事が「anan」2361号(2023/8/23発売)のイコラブ特集ページに掲載されました。「メンバーファースト」の強調など、これまでになく一人一人のメンバーの個性や自我を重視する姿勢が明らかで、上記記事とはまた違った内容で読み応えがありました。

 

発売後ananwebに掲載された下記記事は、完全な全文ではありませんが、ほぼ主要な部分が収録されています(指原Pインタビューは半分ほど)。