(初心者向けの説明記事、文末のリンク記事を要約)

 

1年前に指原Pのインスタストーリーが話題になったことがありました。

 

イコラブファンが地上波番組のtwitterトレンドに熱心な理由です。

 

そのちょっと前に、みりにゃとなーたんが続けて地上波の注目度が高い番組に出て、

なぜ二人ばかりと比較的新しいファンが思いかねないことへのPの投稿でした。

「クイズTHE違和感」出演時の"みりにゃーたん"

 

イコラブではかなり初期から、ゴールデンタイム地上波に齊藤なぎさが一人で出演したり(2018.6「スカッとジャパン」)、みりにゃだけがモデルの仕事をしていたきに、「グループの入り口になるメンバー」として指原Pはファンに説明していました(おそらくメンバーに対しても)。

 

入り口メンバーからファン以外の人にグループに興味を持ってもらい、一人一人のメンバーを知ってもらう。

全員をいっぺんに売り出すことはできないし、それでは効果もない、と。

 

4年前の2018/5月にすでにまとめサイトにこういう記事が出てます。

 

300万フォロワー超の指原Pのtwitterで初期になーたんのライブ写真を載せて "ブースト" していたことへのリアクションでした。

 

メンバー全員が開設していたtwitterで、当初フォロワー数トップだったのがみりにゃ、次いでなぎさでしたが、現在それが逆転しているのはご存知の通り。

 

「しゃべくり007」(2019.5)になーたんが出演すると、1日で「1万人以上」フォロワー増加ということもありました。

インスタでも今やなーたんがトップで大手グループ人気メンに近づいています。

 

おそらく女性ファンを意識して、みりにゃとなーたんをメディアやSNSでプッシュし

この2人が(本人の努力もあり)twitterでもインスタでも飛び抜けたフォロワー数を獲得し、ファッション誌専属モデルになったわけです。

 

SNSフォロワー数は人気指標ですが、そうなるようにアドバンテージを与え、

そのフォロワー数でメディア出演につなげた面もあります。

 

他グループの推され干され問題と違うのは、「入り口」とか「役割」としてファンにも説明されたことでしょう。

 

インスタは当初みりにゃだけ、個人ブログは花菜ちゃんだけ、

中国のウェイボーはなーたんだけです(齊藤Nagisa的微博)。

中国語圏ファンへの準備なのか、中国語で「齐藤渚」と書くようです。

TikTok個人公式アカウントもなぎさんだけですね。

 

こうした戦略がメンバーの人気格差につながることも事実ですが、

それをわかった上で「入り口」から個々のメンバーのアピールにつなげ、

入り口メンを増やしてきた実情があります。

 

入り口メンの多様化は、グラビア(水着は希望者のみ)、声優、舞台、WebCM、イコノイch「歌ってみた」企画、バラエティ番組など、場面に応じてバリエーションや配慮があるようで、最近は全般に全員のチャンスが増えている気がします。

 

みなそれぞれの仕事では個人戦というより、イコラブを代表して団体戦を戦っている印象。しょこ(瀧脇笙古)のSASUKE初出演の現地応援に行ったのが、みりにゃーたんと(音嶋)莉沙だったのも偶然ではないわけです。

 

初出記事