昨日22時にいきなりMV公開されたイコラブ12thシングル「Be Selfish」。

しかし昨晩は一泊で入院していて、病室は22時就寝、しかもWifiがつながらないので、取り急ぎ「センター野口衣織」「韓国でMV撮影」だけ把握して、あとはできるだけ情報を入れずに帰宅して何度か見てみました。

 

作詞:指原莉乃/ 作曲:本多友紀/ 編曲:河合泰志 

Sound Director:矢山貴之(Sony Music) Mastered by Sony Music Studios Tokyo [MUSIC VIDEO] Director:Oroshi (DESERTBEAGLE) /Production Producer Seo suil (DESERTBEAGLE)/ Make-Up:Won Jung Yo (Bit&Boot)/ Hair:yoosung (Bit&Boot) Choreographer:shoji(s**t kingz)/ Producer:三池智之(north river)

 

再生回数はすでに40万回超、急上昇ランク#9-10。衣織さんカラーである紫色のコインランドリー(紫の補色の緑も使われている)を舞台に、TIF2022からヘアを大胆に変えているメンバー(樹愛羅はピンク、杏奈と瞳は前髪なし、花菜ちゃん金髪、しょこ&みりにゃの赤っぽい髪色も)が不思議なシチュエーションで歌って踊っています。

(追記)8/27朝4時半に50万回、14時半に60万回、23時前に70万回、8/28朝8時に80万回、18時頃に90万回に達しました。

 

個人的には、すごくいい、と思いましたね。

タイトルもそうですが、若い女性へのメッセージ、応援ソングであって、表題曲なので衣織さんへの当て書きという以上のメッセージを、これまでになく感じます。

 

KPOPっぽいという反応が多くコメント欄に韓国語書き込みも見られますが、KPOPも多少は聞く私からすると楽曲自体はベースになるリズムが全然違うしダンスナンバーともいえない、JPOPテイストの方が強い感じ。1番でのメロディに対する歌詞の乗せ方がイコラブ楽曲としては珍しく、「JPOPとKPOPをブレンドした新しいイコラブ」を攻めて出してきたという印象を受けました。

 

本多友紀さんはノイミー「まほろばアスタリスク」やイコノイジョイ「トリプルデート」の作曲者なのですごくKPOPというわけではなく(ご本人は「KPOP系のハッピーなポップソング」とtweet)、イコラブでKPOP調と言われる「Want you! Want you!」にしても作曲・編曲のArmySlick,YUU for YOUさんは「探せ ダイヤモンドリリー」「ウィークエンドシトロン」「The 5th」も作っていて、いつもKPOP調ではありません。

振付のshojiさんはKPOPも振り付けていますが、イコラブ表題曲をこのところ連続担当されてメンバーのこともわかっているので、シルエットのダンスメン3人に舞香を入れるというサプライズをやってファンを驚かせます。

(シルエットが多いが、センター衣織、左の短パンダンサー舞香、右は杏奈)

 

今回のかなり大胆な試み(韓国のMV製作チーム、メイク・ヘアを依頼して韓国で撮影)は日本側のプロデューサー、スタッフと韓国側とのコーディネート、意思疎通が細かく行われたと推測されます。楽曲以上にMVのヴィジュアル面がKPOP風味で、それを醸し出しているのがDESERT BEAGLE(K-POPのMVを多く製作、Oroshiが代表)の色彩やセット、カメラワーク(カメラに前進してくるメンバーやダンスシーン他)のKPOPっぽさであり、それ以上に"Bit&Boot"に依頼したMake-Up/Hairでしょう。

 

Bit&BootはBTS, TWICE, NCT, THE BOYZ, SEVENTEEN, EXO等々を担当していて、LESSERAFIMも咲良、カズハ、ウンチェらを担当の模様。KPOP界隈であまりに有名な美容院で、一般の人も行けるようですが10-30万円という高級美容院でその院長(メイクアップチーム代表)と言われるのがWon Jung Yoさん(ウォン・ジョンヨ、彼女がプロデュースするリップティントNAWAKISが最近日本上陸、新ブランド"Won Jung Yo"も10月発売予定)。JO1も通う美容院らしく、韓国コスメや美容に興味ある女性層が知らないわけはないでしょう。女性アイドルでは涙袋を強調したTWICEメイクが有名とのこと。

 

山本杏奈は自分のスタイルをあまり変えない人ですが、TWICEの大ファンだけにBit&Bootの提案した髪型やメイクを積極的に受け入れたのでしょう。

杏奈のメイク、リップの輝き、髪質も普段よりトゥルトゥル

 

イコラブでは「青春"サブリミナル"」以降、CDのクレジットに「Visual Producer:関根亜希子(ヴィジュアルノーツ)」というクレジットがあり、メンバーのヴィジュアル面に力を入れてきたわけですが、今回はそこに更に重点を置いた気がします。莉沙、みりにゃ、しょこが続くカットのヴィジュアルなど圧倒的で、印象に残りました。

メンバーのイメージは変えずに魅力をアップし、弾けさせたといえます。

莉沙(音嶋)

みりにゃ(大谷映美里)

しょこ(瀧脇笙古)

 

楽曲だけでなく、こうした総合的なアート力のようなもので、イコラブの新たな挑戦、新たな魅力をアピールしようとしたと感じます。

楽曲も、こんな難しそうな曲をこともな気に歌っていて、声もいつもとちょっと違う感じで(樹愛羅は特に2番で)、歌唱のクオリティも上がってる感じ。瞳の声はこういう曲によく合ってますね。

 

衣装はいつものオサレさんですが、かなり手の込んだもののようで、よくわからないのですが凝りに凝った加工を重ねたようです。3月にもうこの曲のコンセプトは固まっていたのか?!

 

(追記)Sony Music Labelsがこういう英語リリースを出したようです。こういうことは今までやってないですよね?

https://re-how.net/all/2152014/#start-content