きょう、ぬくぬくさんのブログでイコラブ楽曲の歌詞について投稿されていて、面白く共感できる記事でした。

 

 

そこで、最近たまたまiTunesに読み込んだイコラブ楽曲のリストを見ていて、楽曲の時間に目を止めて調べたりしたので、こんな記事を書いてみました。

 

  イコラブ楽曲の長さ

J-POPの楽曲は4-5分がほとんどと言われ、米国のヒットチャートでは3分ぐらいと短くなっていると言われます。サブスク時代にストリーミングは1再生カウントが30秒らしく、冒頭からサビや聴かせどころを流すと曲が短くなるようなのです。

 

みなさんは、イコラブの楽曲でどの曲が一番短いかご存知でしょうか?

 

私は瀧脇笙古ちゃんセンターの「BPM170の君へ」(10th c/w)が3:54と4分以内で短いなと思ったのがきっかけで、3分台の作品を調べてみました。

曲の長短はふだんあまり気にかけないので、結果はちょっと意外でもありました。

 

1. Poison Girl(10th c/w) 3:00

2. セノビーインラブ(1st AL c/w) 3:09

この2曲が特に短い楽曲になるようです。

 

たしかに「Poison Girl」はいきなり頭から♪ポイズン、ポイズンと始まりますが、「The 5th」(4:53の曲)でも頭から♪白く光る雪、薬指リング、似合うと思ってた、とサビの一部がいきなり歌われるものの短いわけではありません。

(余談ですが、"POISON girl"ってディオールの香水にあるんですね。フランス語でプワゾンと発音するんですが「毒」という意味は同じです。ディオール・プワゾン・シリーズの一つとして2016年から発売、みりにゃは知ってたでしょうね。)

 

上記2曲に続くのが、

3. ズッ友案件(9th c/w) 3:30

4. 知らんけど(11th c/w)3:31

5. お姉さんじゃダメですか?(1st AL c/w)3:32

アップテンポの「24/7」(1st AL c/w)も3:35と短い方に入ります。

(23/2追記)12th, 13th楽曲を入れると下記の順になります。

3. ラブクリエイト(13th c/w)3:14

4. Kiara Tiara(13th c/w)3:18

5. Be Selfish(12th表題)3:26

「私、魔法使い」(12th c/w)も3:30と短いです。

 

そうなると、長い曲も気になるので調べてみると、

 

1. 「君と私の歌」(7th c/w) 5:21

2. 青春"サブリミナル”(8th表題)5:09(MVは5:36)

3. 探せ ダイヤモンドリリー(5th表題)4:56 (最初に出たMVは何と8:16)

 

まさにコンサートの定番曲ばかり。「君と私の歌」が一番長いようです。

続いて、

4. The 5th(10th表題)4:53

5. 祝祭(9th c/w)4:53

6. 虹の素(5th c/w)4:52

となるようです。

(追記)12th, 13thで5分超は「好きって、言えなかった」(12th c/w)が5:02、また「この空がトリガー」(13th表題)も4:52と長い方になります。

 

 

「ダイリリ」はコール(ガチ恋口上)を入れるための長めの間奏がありますし、「祝祭」(作編曲・重永亮介)は凝った編曲ということもあるのでしょうか? ただ、「君と私の歌」が長い曲と感じたことは一度もないですね。

(私のチェックミスとかCDとダウンロードで微妙に1秒ぐらい違うということもありますので、曲の時間でもし間違いがあればコメントでお知らせください)

 

 

  インストルメンタルを聴く楽しみ

私がCDを買うのは、一つはMVメイキングが見たいから、そして(ダウンロードのスペシャル・エディションにも入りますが)それぞれの曲のインストルメンタル(以下インスト)を聴くのが楽しみということがあります。

 

「あの子コンプレックス」(作曲・高橋 涼、編曲・湯浅 篤)のインストもいいですよね。なんか繊細な編曲の細かな音(フラメンコギター?やピアノの旋律etc)まで聞こえて、それだけでも涙が出そうになります。

曲によっては、誰が弾いているんだろうというくらいギターが名演奏を展開していることもありますね。こまかく歌割されたメンバーの声が入っていると、もちろんそちらを聞いてしまいますが、そこまでバックの演奏を聴き込むわけではないのでインストでは改めてその曲について発見があったり、メンバーの歌唱をすごいなと思ったり、何度も聴きかえすこともあったりします。

 

私の場合、最初にインストに感動したのは「手遅れcaution」(作曲・今井ひろし、編曲・倉内達矢)でした。MVの百合っぽいドラマ性や何より衣織の歌声とパフォーマンスが目を引く楽曲ですが、インストを聴くとドラマチックな音楽展開と後半での祝福するような鐘の音などが、この曲は悲劇的・破滅的な曲ではなく、抑えがたく惹かれ合う二人を祝福する曲ではないかとさえ感じたのでした。一度でいいのでインストで聞いてほしい曲です。

 

ほかには「探せ ダイヤモンドリリー」(作曲・ArmySlick,YUU for YOU,Yu-ki Kokubo, YHANAEL、編曲・ArmySlick,YUU for YOU)もインストだけでよく聞きます。いい曲ですし定番曲でもありますが、頭の中で歌詞を追いながら聞いていると何とも言えない良さがあり、あちこちアクセントがあったり一瞬音が切れたりします。後半のギターソロもたまりません。

(「ダイリリ」MV ダンス&リップver.が6/10に300万回再生に達しました)

 

「青サブ」(作曲・塚田耕平、編曲・古川貴浩)の疾走感やギターのフレーズも好きですね。最後の「君がいい」のあたりもすごくいいです。逆に「しゅきぴ」なんかはインストだけ聞くとこんな曲なんだという発見があり、メンバーの歌声が楽曲をどんなふうに組み立てているのかわかったりします。

インストでその曲がより好きになったり、理解が深まることがよくあります。もちろん歌も想像の中で重ねて聞いているんですが。

 

 

また、楽曲のCD音源からインストルメンタルの信号を抜くと疑似的なアカペラ音源になるそうなのですが、そういうソフト(Windows"歌声りっぷ"など)があるらしくYouTubeには「ボーカル抽出」という音源も見かけます。イコラブ、ノイミーでそれをあげている方もいます。

最初に発見があったのは、いかりんぐの「虹の素」のボーカル抽出で、二人の息遣いまでわかり、ハモリやコーラスなど、気付きにくいところまでわかり、その後、よく聞くことがあります。

「あの子コンプレックス」も一人ひとりの声がはっきりわかる上に、コーラスやハモリも聞き取れて、ただ歌っているのではなく細かく構成され重ねられた高度な作品という感じがします。スタジオで丁寧に作り上げられたオリジナル音源をライブで生歌で再現するだけでなく、それ以上のパフォーマンスにしてくれるイコラブの実力と音楽性に改めて感服する次第です。

 

こちらの「第3回ファンが選ぶイコラブ・ノイミー好きな楽曲ランキング」の投票もぜひご参加ください。

 7月20日21時〆切、8月6日21時YouTubeで結果発表です。