すでに昨日、ぬくぬくさんのブログで注意を喚起されていたように、これまでイコラブのMVの中で再生回数が最も多かった4th表題曲「Want you! Want you!」(2018/

9/6up)に8thカップリング曲「しゅきぴ」(2020/11/24up)が迫っていました。

 

上記記事の段階で3000ほどだった差は昨日中に1000ほどになり、今朝には100ぐらいに、11時前に「Want you!」が4,549,696回、「しゅきぴ」が4,549,709回となって逆転し、13時ごろに455万回を超えました(その後「Want you!」も15時ごろには455万回に)。

(2023/2追記)23/2/10の21時前に「しゅきぴ」600万回再生に達しました。イコラブ楽曲MVで600万回再生を超えるのは、いずれも表題曲の「あの子コンプレックス」(888万回)と「Be Selfish」(677万回)だけです。

 

※MV監督は峯岸みなみさん、振付は西田一生先生

 

※MV監督はZUMIさん、振付は武田舞香先生

 

この出来事のポイントは、「しゅきぴ」が2年近く後発の曲であるだけでなくカップリング曲であり(「Want you!」は表題曲)、名曲・名MV揃いのイコラブ楽曲の中でカップリング曲がトップに立ったという驚きであり、それが佐々木舞香の初のセンター曲でもあったということです。「高評価7.5万」も他のイコラブMVに比べてダントツの数字です。

 

こちらのイコラブMV一覧を見てもわかるように

表題曲はすぐに100万、200万を超えますが、カップリング曲で100万回を超えるものは限られ、200万回超はこれまで「しゅきぴ」以外にありません。そういえば「推しセカ」が100万回を超えたんですね(1年遅れになりましたが)。

 

 

AKB卒業直後のみぃちゃんこと峯岸みなみがMVを初監督したこと(「ウィークエンドシトロン」も監督)やTikTokでバズったこともあって「しゅきぴ」は話題性が多く、イコラブファン以外にも知られた曲となりました。曲調、MVともに従来のイコラブ曲とややテイストの違う変化球ですが、歌詞の内容はその後の「お姫様にしてよ!」や「Poison Girl」にもちょっと通じるものがあります。というか、僕目線から私目線にイコラブ表題曲が移行した「Want you!」とも結構重なる部分がありますね。

 

「しゅきぴ」はカップリング曲としては特殊な面がいろいろありました。

まず8thシングル(表題曲は「青春"サブリミナル"」)の収録曲で一番最初に披露され(20/9/6、瞳が復帰した3周年コンサートにて)、佐々木舞香の従来のイメージからかけ離れた(と思われた)センター曲、8thフラゲ日に峯岸みなみ監督MVが公開されると同時に情報番組でメイキングを含めて流れ、峯岸みなみ本人のyoutubeチャンネルでもサプライズでの監督依頼やMVメイキングがすぐにアップされました。ノイミーみるてん(本田珠由記)センターの「みる何」とは違ってTikTokを戦略的に使ってバズるように仕掛けた面もありました。

 

もちろん表題の「青サブ」は名曲であり今やイコラブの代表曲の一つですが、「しゅきぴ」の特殊性は、8th発売時期の2020年のイコラブ冬ツアー「You all are “My ideal”」が、「しゅきぴ」で始まり「しゅきぴ」で終わるセトリだったことにも端的に現れていました(「青サブ」は本編最後「=LOVE」の後のシメの曲でした。なお、ファイナルの武道館は別セトリ)。

 

公式youtubeでのライブ版「しゅきぴ」はこちらです。

ツアー初日のオープニング「しゅきぴ」(0:34-1:05) 2020/11/27

 

レアなサンタ衣装でのアンコール「しゅきぴ」(3:11-5:54) 2020/12/20

 

昨年の全国ツアー名古屋、「虹の素」独唱と「しゅきぴ」(Oh!Darling衣装) 21/5/23

 

こういう特殊なカップリング曲としては昨年のイコノイフェスの昼のオープニング(夜の本編最終曲)に使われた、やはり佐々木舞香センター(2曲目)の「夏祭り恋慕う」(9th c/w)もありますが、次の11thシングルでもどんなカップリング曲が出てくるのか、目が離せませんね。

 

以前の「しゅきぴ」関連記事はこちらです。