本来なら4月末に見る予定だったJuliet aria「DustBunnySHOW」の舞台をやっと見てきました。

 

千秋楽で満席、Cブロック真ん中あたりで見やすかったです。

カーテンコールがたしか3回あったと思います(終演アナウンスも3回)。

イコラブファンらしき方も少なくなかったと思いますが、観客に感動を与えてくれるすばらしい舞台でした。

 

 

70分の公演はあっという間で、まだ3,40分ぐらいしか経っていないかと思ったら、もうエンディングの全員ステージ、そして主役(企画者)の仲万美(なかばんび)さんの歌があって、終演の挨拶。本当にあっという間でした。演出も無駄がなく、演者の気迫も伝わってきて、退屈な時間が一瞬もなかった気がします。

 

もともと映画、演劇、パフォーマンスは好きで見ていたのですが、この公演はさなつん(諸橋沙夏)が出演していなければ知らなかったでしょう。見る機会を作ってくれた沙夏に感謝したいと思います。

 

さなつんが出ているから見に行ったのですが、ほかにも「キョコロヒー」(テレ朝の深夜バラエティ、齊藤京子×ヒコロヒー)に時々出てくるコンテンポラリーダンサーの松本ユキ子さんとかブレイクダンスのbgirlCocoa(七瀬恋彩)さん、そして主演の仲万美さんも知っていたので、さなつん以外の出演者も楽しみでした。

 

セリフはあるものの演劇とも違い、それぞれの見せ場があるパフォーマンスにストーリーをつけたような、しかしその設定に引き込まれていくような、不思議な非日常的世界で、予想以上に楽しめる舞台でした。

一番圧倒されたのはポールダンスのacha(亞蝶)さんで、すごいパフォーマンス、最後は仲万美さんを足に乗せてのパフォーマンスで、本当に圧倒されました。

 

さなつんはシアンという役で(船長ブラックが集めたメンバーがライトクルー<ホワイト、R、G、B(合わせると白に)>とダーククルー<シアン、マゼンタ、イエロー(合わせると黒に)>に分かれ、沙夏はダークの側)で、もともとアイドルという位置づけだったと思いますし、衣装も一番かわいいのですが、見た印象としては「カッコいい歌い手」という感じでした。舞台上での存在感、立ち姿がよかったです。

(ネルケ公式さんから)

 

Cocoa(恋彩)さんがわりと沙夏とペアで登場するのでブレイクダンスも目につきましたが、それ以上にかわいい声がジャカルタで活躍する元AKBの仲川遥香さんみたいな印象で、沙夏以上に「かわいいアイドル」という感じでした。この人ホリプロ所属ですごいプロチームKOSÉ 8ROCKSのメンバー、以前「超無敵クラス」にも出てたようです。ブレイキンはパリオリンピックの種目になるんですよね。

 

沙夏がこういう舞台を経験できたことを喜びたいと思います。

沙夏はミュージカルの舞台が向いていると思っていましたが、こういうコンテンポラリーな舞台も機会があれば参加して欲しいと思いました。アイドルのステージとは違うアート表現の世界がここにはあり、彼女もその一構成員として馴染んでいました。

(↑初日舞台を観劇したみりにゃtweetから)

(追記)後日のSHOWROOMで「自分は評価されるためにこの舞台をやっていたわけじゃないし承認欲求があるわけでもない。自分がこれだ!と思ったものなので他の人に否定されたとしてもいいと思っていた」「自信を持ってこの舞台に立っていた」と言っていました。かっこいいですね。こういう沙夏をもっと見たいです。

 

記録として、エンタステージ2さんの素晴らしいダイジェスト映像を(21/11/8up)。

この3分ほどを見るだけでもこのステージの素晴らしさとさなつんの全力演技が伝わってくると思います。

 

 

P.S. じつは先日、映画祭で元アイドルがW主演する映画を見て、イコラブメンバーのこと、とくに舞香と衣織について思ったことがあるので、数日中に記事を書きたいと思っています。(11/11にupしました)