~お金をかけずに大相撲を楽しもう~

 

はい、にわスーです。

こんばんは。

 

今日の大相撲QUIZ No.741

『懸賞金』

あの袋の中身は実際、

何が入っているんでしょうか?

メガネ川さん、教えて!

 

このブログは、にわかスー女(にわスー)が、大相撲初心者目線で、

☆脳の活性化

☆記憶力強化

☆オタク気質増強

☆推し活推進 などなど

いろんな効果を期待しながらゆる~く書いています。

きながにおつきあいいただけると嬉しいです。

 

NHKの大相撲中断を見ていて、「永谷園」「タマホーム」とかの旗を持った人たちが土俵の周りを歩く時があるでしょう。

あれはなんだ?って思ってたんです。

(初心者あるある)

 

あれが出てくると、NHKの中継も引きになるから、あれは、企業のCM的なもので、本場所を見にきたお客さんにアピールしてるのかと思ってたんですよ。

「あ、NHKって、コマーシャルはダメだから、引きで映してるんだねー」って思ってたんです。

(でもチラッと見えてるよー。笑)

 

同じ旗が何本もあったり、2周目も出てくる時もあって、めっちゃアピールしてる!って思ってたんです。

 

で、その取り組みの後に、勝った力士が祝儀袋みたいなものの束を「ごっつぁんです!」みたいな仕草をして、行司から受け取っていて、、なんなの??

 

調べてみました。

 

『懸賞金』(けんしょうきん)

 

勝った力士へのご褒美的な。

 

そのシステム、すごくない!?

 

優勝賞金とは別に、その取り組みに対しての『懸賞金』って!!!

そんなスポーツ、他にあります??

 

 

懸賞旗(けんしょうばた)を出すには細かい決まり事があって、

個人では出せなくて、企業のみが出せます。

1本70000円、最低1日1本以上、1場所15本以上から申し込み可能。

幕内以上の取り組みに出せます。

 

7万円のうち、勝ち力士に6万円、相撲協会に1万円。

そして、力士が受け取る6万円のうち3万円は力士の所得税の為に協会が預かるので、実質3万円×本数が勝ち力士の懐に入るそう。

(懐、ほくほく。ピン札どっさり!)

 

懸賞旗の大きさや文字数も決まりがあり、

場内アナウンスされる企業アピールも、長さが決まっているそうです。

(場内にアナウンスされているんですね。テレビ中継では聞こえないですね。)

1周20本、3周まで。呼び出しさんが、懸賞旗を持って、土俵をぐるりと一周廻ります。

 

そして、受け取り方は「ごっつぁんです!」ではなくて、

左(神産巣日神・かみむすびのかみ)➡右(高御産巣日神・たかみむすびのかみ)➡中央(天御中主神・あまのみなかぬしのかみ)の順に手刀(てがたな)を切って受け取る決まりだそうです。

古事記(こじき・日本最古の書物)に登場する五穀の守り三神に感謝する礼儀となっています。(勝ち力士、ちゃんと三神に感謝してるかなぁ。弟子連れて飲みに行こう~とか思ってない?)

 

 

Netflixドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で、ピエール瀧が演じる猿将親方が言っていました。

 

『土俵にはね、全部埋まってるんだよ。金、地位、名誉、女 … 』

 

その『金』がそこにありましたねー。

(キャッシュレスの時代に、目の前に熨斗袋の束!どどんどどどん!諭吉わらわら。7月からは栄一わらわら。え?えいいちって言う??)

 

 

 

大相撲すごいわぁ。

 

 

スポーツなんだけど、

国技で、

裸に廻し1本のスタイルで、

健康的とは言えない大きさで、

非日常的な髷を結って、

古くからのしきたりに沿って、

もらえるお金も桁違い、

横綱という頂点に向かって粉骨砕身。

 

やっぱりすごいわー。

 

いろいろ凄すぎて、大相撲から目が離せません!やっぱりおもしろいわー、大相撲!

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

いいね!もありがとうございます。

これからもどうぞよろしくごっちゃんです。

 

 

 

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